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乃木坂46の久保史緒里「違う自分を見せられたら」憧れの劇団☆新感線に初出演

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2023年劇団☆新感線43周年興行・秋公演いのうえ歌舞伎『天號星』製作発表会見より、久保史緒里(乃木坂46)

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2023年劇団☆新感線43周年興行・秋公演いのうえ歌舞伎『天號星』の製作発表会見が7月20日、都内で行われ、古田新太をはじめ、出演する早乙女太一、早乙女友貴、久保史緒里(乃木坂46)、高田聖子、粟根まこと、山本千尋、池田成志、中島かずき(作劇)、いのうえひでのり(演出)が顔を揃えた。

元禄の世を舞台にした“入れ替わり”本格バトル時代劇となる本作。生きていてはならない輩に引導を渡す、引導屋の主人・藤壺屋半兵衛(古田)と、冷酷無比なはぐれ殺し屋・宵闇銀次(早乙女太一)が、ひょんなことから中身が入れ替わってしまう。早乙女友貴が、銀次の宿敵で荒くれ者の人斬り朝吉を演じる。

古田新太(手前)と池田成志

古田は開口一番「太一と入れ替わるって不自然(笑)。俺が太一になって戦うってどういうこと?」「太一の動きをするのは嫌」と物語の肝となる“入れ替わり”の設定に物言い。「古田さんになるってことは、毎日お酒を飲んで、不健康な状態を心がけないと」(早乙女太一)、「そうしないと、あの味は出ないよ」(古田)と絶妙なかけ合いで、笑いを誘った。

早乙女兄弟にとって、古田はあこがれの存在だといい、早乙女太一は「勝手に師匠のつもりで見てきました。そろそろ、古田さんを仕留めるときかなって(笑)。愛をもって仕留めたいです」と決意表明。早乙女友貴も「古田さんと見て育ち、古田さんを見て勉強してきた。その方とようやく刀を交えることができる」と意欲を燃やした。兄弟での劇団☆新感線出演は9年ぶりとなり「古田さんと僕ら兄弟でやれるのが楽しみ」(早乙女友貴)と期待に胸を高鳴らせていた。

神のお告げを伝える巫女役で、劇団☆新感線の公演に初出演する久保は、以前から「観客席からエネルギーを直接浴びて、それを原動力に頑張ってきた」と語るほど、劇団☆新感線の大ファン。それだけに「まさか参加させてもらえるとは思わず、驚きがいっぱい」と初出演に感激した様子だ。周囲から「劇団☆新感線は、とにかく体力勝負。よく食べて、よく寝て」とアドバイスを受けたことを明かした。

演出のいのうえから「乃木坂で歌わないような、ゴリゴリのやつを歌ってもらおうかなと企んでいる」と“予告”が飛び出すと、久保は「乃木坂と活動している自分とは違う自分を見せられたら」と意気込んでいた。

前例左から)中島かずき(作劇)、早乙女友貴、古田新太、早乙女太一、いのうえひでのり(演出)
後列左から)粟根まこと、山本千尋、池田成志、久保史緒里(乃木坂46)、高田聖子

「取材などで、いつか新感線さんの舞台に出たいと言い続けてきて、ようやくこの場に立たせていただきました」と感無量の面持ちを浮かべた山本は、半兵衛の娘・早風のいぶきを演じている。世界ジュニア武術選手権大会の金メダリストという実績の持ち主だけに、いのうえは「間違いなくチャンバラが見せ場になる」と明言。これに対し、山本は「それだけ体力勝負の舞台だと思うので、『大丈夫でした』と胸を張って言えるように励みたいです」と闘志を燃やしていた。

取材・文・撮影:内田涼

<公演情報>
2023年劇団☆新感線43周年興行・秋公演 いのうえ歌舞伎『天號星』

作:中島かずき
演出:いのうえひでのり

【出演】
古田新太 早乙女太一 早乙女友貴
久保史緒里 高田聖子 粟根まこと 山本千尋/池田成志

【東京公演】
2023年9月14日(木) ~10月21日(土) THEATER MILANO-Za

【大阪公演】
2023年11月1日(水) ~20日(月) COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール

チケット情報はこちら:
https://w.pia.jp/t/tengohsei/

公式サイト:
http://www.vi-shinkansen.co.jp/tengohsei/

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