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「もう一度風を吹かせたい」叫ぶ詩人の会が活動再開、サブスクで過去作を一挙解禁

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叫ぶ詩人の会がこれまでに発表してきた作品。

叫ぶ詩人の会が活動再開を発表。YouTubeではバンドの公式チャンネルが開設された。

叫ぶ詩人の会は1990年に結成されたロックバンド。ポエトリーリーディングとパンクロックを融合したライブパフォーマンスで話題を呼び、1994年にはアルバム「虹喰い」でメジャーデビューを果たした。彼らは1999年にアルバム「GOKU」を発表後、無期限で活動を休止。それから約24年後となる今年、リーダーのドリアン助川ときりばやしひろきの2人体制で活動を再開する。

バンドのYouTubeチャンネルではアルバム「GOKU」の収録曲「WISDOM OF GOKU」のミュージックビデオを公開中。この映像は活動再開に合わせて制作されたもので、きりばやしは「当時と何も違わず、同じ大槌で真っ赤な玉鋼を引っ叩いて我々のアートを目指した結果、渦巻く四半世紀を反射しながらこのようなものが手の平に残った」とコメントしている。またドリアン助川は「太陽に雲がかかってしまった時代、もう一度僕らのやり方で風を吹かせたい」と再始動への意気込みを語っている。

さらにYouTubeチャンネルでは過去に発表されたミュージックビデオやライブ映像も公開。各サブスクリプションサービスでは、叫ぶ詩人の会がこれまで発表してきた5作のオリジナルアルバム、4作のシングル、ミニアルバム「ベルリン発プラハ」、ベストアルバム「花束」「Anthology 叫ぶ詩人の会 BEST」の配信がスタートした。

ドリアン助川 コメント

叫ぶ詩人の会の活動再開について

太陽に雲がかかってしまった時代、もう一度僕らのやり方で風を吹かせたい。新しい技術と新しい表現方法を駆使して。「WISDOM OF GOKU」の映像はその端緒になりうると思います。今後は世界に向けて発信する新しい物語を、本のみではなく、新感覚の楽曲とデジタルアートでお届けしたいと考えています。2024年以降はその流れのなかで、ライブステージも生まれてくるでしょう。

きりばやしひろき コメント

「WISDOM OF GOKU」ミュージックビデオについて

制作において音源作りなのか映像作りなのかは重要でなく、また当時と何も違わず、同じ大槌で真っ赤な玉鋼を引っ叩いて我々のアートを目指した結果、渦巻く四半世紀を反射しながらこのようなものが手の平に残ったという感じ。叫ぶ詩人の会にしかできないことが世にあるとするならば、この作品は確かにそのひとつです。