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初演から30周年のメモリアルイヤー! 『嵐になるまで待って』 7月30日まで上演中

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NAPPOS PRODUCE『嵐になるまで待って』より、田野優花  撮影:引地信彦

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7月22日、東京・池袋のサンシャイン劇場で、NAPPOS PRODUCE『嵐になるまで待って』が開幕した。

演劇集団・キャラメルボックスの成井豊が自身の小説「あたしの嫌いな私の声」を自らの手で戯曲化した本作。数年おきに再演され、今回の公演は実に7年ぶり。演者を新たに臨む6度目の上演にあたり、「自分の命が続く限り上演していこうと思ったのは、この『嵐になるまで待って』だけ。それほど強い力を持った作品だと思います」「自信を持って、極上のスリルと深い感動をお約束します」とコメントするほど、成井の作品に対する想いは強い。

主人公で声優の「ユーリ」を演じるのは、元AKB48の田野優花。成井とは、舞台版『かがみの弧城』で主演を務めて以来のタッグとなった。「メッセージ性のある作品をみんなで作り上げる空間がとても幸せ」だという田野。開幕に際し、成井は、「(田野は)可憐なのに敏捷」と表現した。

ユーリの元家庭教師で、新聞記者の幸吉役を演じる土屋神葉は、『7本指のピアニスト』に続く成井作品への参加となった。土屋は、「『言葉』の特性にフォーカスしたこの作品は、大切な何かを伝えてくれることでしょう。その何かを、スカッとするような心温まる時間の中で体感していただけるよう努めたい」と意気込む。

左から、土屋神葉(幸吉役)、田野優花(ユーリ役)  撮影:引地信彦

成井作品にも数多くの出演経験がある劇団☆新感線の粟根まことは、精神科医の広瀬教授役を演じる。粟根のことを成井は、「可笑しいのにカッコいい」と表現し、粟根自身、「廣瀬教授を楽しく演じさせて頂きましょうとも!」とコメントしている。

廣瀬教授役を演じる粟根まこと  撮影:引地信彦

演劇集団・キャラメルボックスからは、多田直人(作曲家・波多野役)をはじめ、関根翔太(新聞記者で幸吉の同僚・津田役)と石森美咲(中学3年生の声優・チカコ役)が出演者に名を連ねている。多田は以前のインタビューで、「ずっと出たいと思っていた作品で、中でも興味を惹かれたのは波多野でした」「かなりハードルの高い役だと思うので、ちゃんと足腰を鍛えつつ、しっかり飛び越せるよう稽古に臨みたい」と語っていた。

波多野役を演じる多田直人  撮影:引地信彦

さらに、前回の『嵐になるまで待って』から再登場となった久保貫太郎(ディレクター・滝島役)、ボーイズユニットNORDのメンバーとしてマルチな活動を展開する舟木健(AD勝本役)、近年舞台での活躍が著しい、劇団・柿喰う客の牧田哲也(俳優・高杉役)、関口秀美(波多野の姉・雪絵役)など、多彩なキャストとともに、まさに令和版の『嵐になるまで待って』が完成し、この度待望の上演となった。

左から、多田直人(波多野役)、関口秀美(波多野の姉役)  撮影:引地信彦
左から、田野優花(ユーリ役)、粟根まこと(廣瀬教授役)  撮影:引地信彦

1993年の初演から30年のメモリアルイヤーとなる今回の公演。成井の代表作『嵐になるまで待って』は7月30日(日)まで。

限られた日数のプレミアムな公演を、ぜひ肌で感じていただきたい。

<公演情報>
NAPPOS PRODUCE 『嵐になるまで待って』

2023年7月22日(土)~7月30日(日)
会場:サンシャイン劇場

脚本・演出:成井 豊

【出演】
田野優花
土屋神葉
多田直人(キャラメルボックス)
久保貫太郎(クロムモリブデン)
舟木健(NORD)
牧田哲也(柿喰う客)
関根翔太(キャラメルボックス)
石森美咲(キャラメルボックス)
関口秀美
粟根まこと(劇団☆新感線)

チケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2343859

公式サイト
https://napposunited.com/arashi2023

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