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7ORDER・真田佑馬、原案・プロデュース担当した映画「30S」上映迎え「すごく幸せ」

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「30S」完成披露試写会の様子。左から小野匠、財田ありさ、新田桃子、茜屋日海夏、真田佑馬、佐藤克則。

映画「30S(サーティーズ)」の完成披露試写会が本日7月27日に東京・テアトル新宿で行われ、キャストの小野匠、財田ありさ、新田桃子、真田佑馬(7ORDER)、茜屋日海夏(i☆Ris)、監督の佐藤克則が登壇した。

本作は、30歳を迎える男女の群像劇。数日後に誕生日を控える向井タケルは、大学の同級生・御手洗甲からメッセージを受け取り、10年前に同級生たちと交わした約束を思い出していた。その後、タケルが甲の妹・薫から「兄が失踪した」という知らせを受けたことをきっかけに、彼らの人生が動き出していく。

主人公のタケルに扮した小野は「こうして作品を届けることができて本当に幸せ」と喜びをあらわにする。映画初主演を務めたことについて「今年30歳になったのですが、このタイミングで作品と出会えてよかったです。人生と向き合う機会を与えてくれました」と感慨深げに語った。

アルコールに依存した生活を送る長嶺蓮香を演じた財田は、役作りについて尋ねられると「感情の起伏が激しかったり、相手から言われた言葉に対してスイッチの入る瞬間が難しかったです。自分自身に置き換えて、共感できるかな?と考えながら役を落とし込みました。苦労しましたが、楽しかったです!」と笑みをこぼした。

また失踪した兄を探す薫役で出演した新田は「実際にたくさんの物がリュックに詰まっていて、結構重たかったんです。それを背負って追いかけっこをするシーンがあったのですが、かなりしんどかった(笑)」と撮影を振り返る。タケルの恋人・安西夕美役の茜屋は、撮影前に小野とアドリブの練習をしたそうだが「(小野が)全然しゃべってくれなくて(笑)。出会いのシーンとかいろいろやりました。最終的に『そろそろ告白してくれてもいのに』というところまでやったのですが、周りのみんなに『いけいけ!』と捲し立てられてやっと告白してくれました」と明かす。小野は「すっごい緊張してたんです!」と頬を赤らめていた。

甲役で出演し、原案・プロデュースも担った真田は「一丁前にスーツを着てテアトルさんに営業の挨拶に行ったりしていました。映画ってこうして届けられるんだと1つひとつ思い出しています。こうして上映することができて、素敵なキャスト・スタッフに囲まれて、すごく幸せな気持ちです」としみじみ。真田とは恩師と教え子という間柄で、ともに本作を制作した佐藤は「日本だと役者さんがプロデュースするケースは珍しいのですが、経験もない中で上映まですることができたのは本当にすごいこと」とたたえた。真田は「観てくださった方々が『30S』を盛り上げてくれると信じているので、SNSで感想を発信してくれるとうれしいです」とメッセージを送った。

「30S」は8月11日より東京のシネ・リーブル池袋ほか全国で順次公開。

(c)映画「30S」製作委員会