ルイス・ブニュエル特集上映、スペイン・メキシコ時代の監督作を中心に全28本
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「アンダルシアの犬」場面写真
映画監督ルイス・ブニュエルが手がけたスペイン・メキシコ時代の作品を中心とした特集上映が、本日7月29日から東京・シネマヴェーラ渋谷で行われる。
ブニュエルは映画評論家を経て助監督となり、1928年に画家のサルバドール・ダリと共同で実験的ショートフィルム「アンダルシアの犬」を監督。1940年代後半にメキシコに移り、「忘れられた人々」で第4回カンヌ国際映画祭の最優秀監督賞、「ビリディアナ」で第14回カンヌ国際映画祭のパルムドールを受賞した。
本特集では「アンダルシアの犬」をはじめ、ブニュエルが脚本でクレジットされている初期作「アッシャー家の末裔」、キリストやブルジョアへの批判を詰め込んで上映禁止となった監督作「黄金時代」などを上映。ブニュエルのオールタイムベスト作品も含め、全28本がラインナップに並ぶ。
スペイン・メキシコ時代のブニュエル
2023年7月29日(土)~8月25日(金)東京都 シネマヴェーラ渋谷
<上映作品>
「アッシャー家の末裔」
「アンダルシアの犬」
「糧なき土地」
「黄金時代」
「番兵、気をつけろ!」
「グラン・カジノ」
「のんき大将」
「忘れられた人々」
「スサーナ」
「賭博師の娘」
「昇天峠」
「愛なき女」
「乱暴者」
「エル」
「戦艦ポチョムキン」
「暗黒街」
「南海の白影」
「上海特急」
「仮面の米国」
「赤い手のグッピー」
「ジェニーの肖像」
「黄金」
「情婦マノン」
「メトロポリス(1926年)」
「スピオーネ」
「月世界の女」
「怪人マブゼ博士(1933年)」
「ドクトル・マブゼ(第一部 大賭博師、第二部 犯罪地獄)」