池松壮亮が「ゴッドファーザー」の旋律奏でる「白鍵と黒鍵の間に」予告編

池松壮亮が主演を務める映画「白鍵と黒鍵の間に」の予告編がYouTubeで公開された。

南博の回想録をもとにした本作。彼をモデルにした主人公を「南」と「博」という人物に分け、昭和63年の東京・銀座のキャバレーを舞台に、2人のピアニストの運命が交錯する一晩が描かれる。才能にあふれているが夢を見失っている南と、ジャズマンになる夢に向かって邁進するロマンチストの博を池松が1人2役で演じたほか、仲里依紗、森田剛、クリスタル・ケイ、中山来未、佐野史郎、松尾貴史、高橋和也らがキャストに名を連ねた。

予告編は、池松が半年間の練習期間を経て習得した「ゴッドファーザー 愛のテーマ」の演奏シーンから始まる。界隈を牛耳るヤクザの会長・熊野しかリクエストできない“あの曲”は、一帯のクラブ・キャバレー・スナックで「決して弾いてはならない」と暗黙の掟が守られていた。しかし銀座の夜の世界に足を踏み入れたばかりの博がその掟を破ってしまったことで、曲者たちが集う銀座に狂騒が広がる。

あわせて2種類のメインビジュアルも解禁。青のグラデーションが幻想的なビジュアルと、映画初出演を果たしたサックス奏者・松丸契演じるK助とのセッションを捉えたデザインになっている。さらに本作のムビチケが8月11日に発売。池松、仲、森田のキャラクタービジュアルを使用した特製ステッカーが数量限定で付属する。

冨永昌敬の監督作「白鍵と黒鍵の間に」は10月6日より東京・テアトル新宿ほか全国で公開。

(c)2023 南博／小学館／「白鍵と黒鍵の間に」製作委員会