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ONE N’ ONLY 濃厚だった2023年上半期「今までで一番成長したツアーを経て得たもの」

音楽

インタビュー

ぴあ

ONE N’ ONLY 撮影:友野雄

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6人組ダンス&ボーカルユニットONE N’ ONLYが8月16日に新曲『EVOL』を配信リリース!
ホールツアー、5カ月連続リリース、ラテンアメリカツアーと2023年の前半を走り抜けてきた彼らが届けるのは夏にぴったりな“レゲトンソング”となっています。
今回の新曲についてたっぷりと語っていただいたほか、ホールツアーについてもじっくりと。後半では「駆け引き」をテーマに語っていただきました。

5年間やってきたことに「意味がないことなんてない」

――まず5周年イヤーの大きな出来事のひとつであるホールツアーを振り返ってみていかがですか。

HAYATO いかがですか。

TETTA 今年は5周年で僕らも勝負の年だったので、今回のツアーはなんとしてでもソールドアウトしないといけないな、と思っていました。その中でありがたいことにSWAGがソールドアウトにしてくれて、客席が埋まってる状態の景色を見られたことがやっぱり嬉しかったですね。

実際、去年の中野サンプラザ(ONE N’ LIVE 2022~UNITE~“Special Edition”)で埋まらない状態で悔しい気持ちも強かったですし、だからこそ、ということももちろんあるんですけど、今回演出面だったりをスタッフさんたちとも話したりして、新たな発見をして一歩踏み出して成長できたことも感じました。

僕に関しては、追加公演の1週間前に気管支炎になってしまって。本当に声が出なくなって、お医者さんにもギリギリ間に合うか、間に合わないかと言われた中でのライブだったので、すごく不安との戦いもありましたね。でも、その壁を乗り越えたからまたひとつ、僕のボーカリストとしての新たな壁が開いたというか。声が出ているうちはもっと歌いたい、という気持ちにもなったし、逆に自分が経験したことのないことに対してもっと挑戦したいな、と強く思ったんですよね。

今までは頭の中で描いてるだけだったんですけど、思い描くだけではなく、一つ一つ行動していこうという気持ちになれたのも、気管支炎になったからだな、と思っています。やっぱり健康なときはそれが当たり前のことだと思っているんですけど、そうじゃないと分かってから、やっぱり自分の中でも何か変わった感じがします。ということも今回のライブを通して気づけたので僕の中で一番印象的なライブになりました。

――追加公演までの1週間もすごく大きなものになったんですね。

TETTA 一言も話せなかったし、ライブのときに初めてちゃんと喋って歌ったので声が出るかも分からなかったんですよ。いつもならライブ前の発声もめっちゃやるんですけど、そんなにできないので、本番ではイチかバチかでした。しかも2公演。2公演目がもつかな、って不安でしたけど、何とか乗り切りました。

――MCで全然お話されなかったのが、気遣っていらっしゃるんだな、というのが伝わってきました。

TETTA パフォーマンスに全て振ろうというのが僕の中にあったので、あれはあれで一つの形かな、という感じでした。
もちろんMCではみんなに助けられて、すごくありがたかったです。

――いまはすっかり。

TETTA 元気ですよ、すこぶる元気!

――何よりです!
では続いてREIさんはいかがですか。

REI 大前提として、僕たちはアーティストで、芸能の仕事をしてるので夢を見るのはすごく大事なことだと思うんですよね。でもその中でも現実的にプランを組む。現実的に自分たちがどう動いたらいいのか、ということを日々、試行錯誤するというか。そういうところが、前のツアーよりはできるようになってきたのかな、と思っていて。
今回のソールドアウトという形も、具体的にSNSの発信の仕方もひとつひとつ話し合いましたし、そういうところでやっぱり少し変わってきたと思います。

僕自身、春ツアーにかけていた思いがかなり強くて、振り付けをやってくれた(振付師さんに個人的にレッスンも受けたり、そこでアーティストとしてどうあるべきか、ひたすら話し合って、またレッスンをして……、と毎週毎週その繰り返しでした。

そうすると、僕個人ではなくワンエン全体でどう映していかなきゃいけないか、というところまで最近になってやっと考えれるようになってきたんですよね。雰囲気とか、そういうところまで、このツアーで考えるようになったかな、と思います。

――MCで、周りの人に支えられた、という言葉にとても実感がこもっている印象がありました。

REI そうですね。あれは……例えば、目標を立てて1人でやっていくって意外としんどいと思うんですよ。でもそれを周りの人に相談しながらだったり、できない、くじけそうになったときにちょっと頼ってみたりとか。そういうときに、メンバーだったりスタッフさんだったり、振付師さんだったり、ボイストレーナーさんだったりいろんな人が僕を支えてくれたので、だからできたっていう意味で。今それが最近になってやっとできたのかなって思います。

HAYATO このツアーは、5周年ということもあって、5年間の振り返り、あとはタイトルも『Departure』だったので、5年後の未来が楽しみになってほしいということで、アルバムに収録していた新曲もたくさん披露して新しいワンエンの形も見せられたので、すごく良いテーマでできたんじゃないかな、と思います。

メンバー自身としても、ツアーに向けてそれぞれが目標を持ってやっていたし、ワンエンとしても、SWAGに何を届けたいかを自分たちの言葉や思いをライブにのせたいっていう気持ちが年を重ねるごとにどんどん強くなっています。コンセプトがしっかりしていた分、何を伝えたいか明確にパフォーマンスにも込めてやっていたので、心を鼓舞しながらやっていたツアーだったな、と思います。

なので、次のライブは僕らも楽しみだし、みんなも楽しみになってくれたんじゃないかな、と。これで上半期なのでここからまだ残り半分、下半期がまだ残ってると考えたら、もっといろいろできるな、って。楽しみですね。

――すごく濃い上半期ですよね。

HAYATO 濃いですね、めっちゃ濃いです(笑)。

KENSHIN 濃度が濃いです(笑)。

――EIKUさんはいかがですか。

EIKU やっと「これがライブだ」という景色が戻ってきたな、ということをめちゃめちゃ感じましたね。
歓声も出せるようになって客席にも行けるようになって、みなさんとより近い距離でパフォーマンスができる。こういうライブができることが当たり前じゃなかった時期があったのでそれが戻ってきてまずはよかったな、と思います。みんなもたくさん声出ししてくれましたし。
それこそ僕らも前回のツアーではみんなにちゃんと愛を伝えなきゃ、ということもあったんですけど、今回のツアーは伝えたい、というよりかは何か出ちゃった、みたいな。出そうというよりかは、出ちゃった。

――あふれた?

EIKU そう、あふれちゃった、というのはそこは一歩成長かな、と思えましたし、REIも言ってたんですけど、話し合いもめちゃめちゃ増えて。今回のアルバムでクリエイティブな面でも参加させてもらえて、今回のツアーで自分たちの気持ちだったりとか、このあとのライブにも繋がるような意気込みも込められたかなって思ったので、本当に今までで一番思い出に残るライブだったな、と思います。これが最低ラインで、これからもっと上を目指していきます。すごく成長を感じられたツアーでしたね。

KENSHIN やっぱりSWAGの声援ありきだな、と改めて思いました。ライブとしての当たり前が失われたコロナ禍の中でやってきたことやいろんな難しいものを乗り越えての今回の春ツアーだったので、いい意味で自信もあったし、成功すれば次に繋がる大事なライブだったので、毎公演、毎公演いろんなことを意識しながら、パフォーマンスしたのがすごく楽しかったですね。

今年5周年で賭ける思いも強くて、僕たち6人以外でも、本当にたくさんの方に支えてもらっていると周りの方への感謝も忘れずに。そしてどうやったらもっとステージで輝けるのかなとか、どうやったらお客さんを楽しませられるかな、とか。楽しく思わせたいのか、感動させたいのか、きゅんきゅんさせたいのか。いろんな感情があると思うんですけど、そういうのが直球で伝えられたと思います。

――見ている側の感情を揺さぶるような。

KENSHIN そうですね。これがやっぱりワンエンのライブの良さだな、って。いろんな曲が増えてきたからこそ、かっこいいもありだし、かわいいもありだし、盛り上がってもありだし。いろいろできるようになってきたのは、強みですよね。

――5年の積み重ねですよね。

KENSHIN 大きいですね。全部意味があるな、と思います。意味のないことなんてないから。

NAOYA 今回のホールツアーはすごく大事にしたいなと思っていました。このスタートをどれだけ勢いよく切れるかによって、5周年イヤーは決まるなと思ってたので、メンバーそれぞれも気合が入ってましたし、あとは声出し解禁っていうのがすごく大きいですね。やっぱり何倍も楽しかったですし、みんなもこういうライブをしたかったんだな、待っていたんだな、という思いがすごく伝わってきました。

ブラジルに行って、持ち帰ったものを見せようという思いを意識して。決めていたわけじゃないんですけど、ちょっとずつ曲の要素を入れたりとか、それこそ今回、クリエイティブで参加したメンバーもいますし、どうしたらもっとライブが面白くなるんだろう、と思いながらやれたことがすごく良かったのかなと思います。僕的に今までのライブで一番達成感があるツアーでした。

――振り返ると、5年の半分以上がコロナ禍ですもんね。

KENSHIN そうですね。

――となると、それこそあふれる出るものも多かったツアーになりますよね。

KENSHIN コロナ禍もコロナ前もどちらも経験しているので、ここまででいろんなことを経ていますよね。

――上半期といえば、ラテンアメリカツアーもありました。写真集の発売もありますが、見どころはどういったところになるんでしょう?

NAOYA 本当に僕たちと一緒にブラジルに遊びに行っているように感じられるんじゃないかなと思っています。いい意味でみんなが構えて撮るというのではなくて、自然体をたくさん撮ってもらったので、素の表情がたくさん見れるような写真集になってるんじゃないかなと思います。

――ラテンアメリカツアーでは急な会場の変更もあったとお聞きしたんですが、ほかにもハプニングや印象的なことはありましたか?

TETTA 移動じゃない?

REI バス?

TETTA ポルト・アレグレというところからサンパウロに行くのに、飛行機だと2時間なんですけど、チケットが取れなくて、バスで20時間かけて移動しました。

――えーっ!

TETTA その後また30時間ぐらいかけて日本に帰ったので、50時間ぐらいずっと乗り物に乗っていましたね。
しかもお風呂に入れなかったのでなかなかやばかったですね。暑いし、汗かくし。

HAYATO もう絶対にバスは嫌です(笑)。でもいい経験で。どこ行っても移動時間が短く感じます。大阪に新幹線で行くとか。

REI 早いよね。

KENSHIN 目と鼻の先ですね(笑)。

REI みじか!って。

EIKU 快適(笑)。

TETTA たぶん、アメリカぐらいは近く感じるんじゃない?
9~10時間ぐらいのフライトだったらなんの苦でもないと思います。今回のそのバス移動が一番大変だったからこそ、飛行機が快適に感じましたね。超幸せ。

HAYATO ラク!

TETTA だってご飯出てくるし、綺麗ですし。

HAYATO ガタガタしないし。

TETTA トイレも綺麗だし。鍛えられました。

ワンエンならではの先輩後輩との付き合い方

――上半期は、EBiDAN全体での活動も多かったと思うんですけど、そこで、先輩や後輩との付き合い方や、気をつけていることをお聞きしたいです。EBiDANはもちろん、学生時代のことでも!

TETTA EBiDANの先輩はめっちゃ優しくて。すごく柔らかく話しかけてくれるので話しやすいですし、後輩に関しても、僕的にはガツガツきてほしい感じなので。
特にげんじぶのメンバーとかもそうですけど、仲良くて僕んちに泊りに来たりしています。
あんまり縦社会じゃないのがEBiDANのいいところですね。僕らはちょうど真ん中なので先輩もいるし、後輩もいるし、個人的には一番おいしいポジションです(笑)。

――誰とでも仲良く(笑)。個人で気をつけてることとかってありますか?

TETTA 後輩グループの人たちにはめっちゃ優しくしよう、というのはあります。自分も優しく話しかけてもらったので。
Lienelっていうできたてのグループがあるんですけど、積極的に話しかけようとしています。最終的に結構向こうも話してくれるようになりましたね。

NAOYA EBiDANは先輩たちが縦社会を作らないようにしてるのかな、というのを感じられるので僕たちも後輩にはそんなふうに接したいなっていう思いがありますね。

――NAOYAさんは後輩の方は誰が仲良かったりするんですか?

NAOYA げんじぶだったら(小泉)光咲とか。(吉澤)要人はドラマでずっと一緒だったのでその期間はずっと一緒にいましたね。一緒に大浴場に入ったり。げんじぶはよくイベントで一緒になってたので、みんな仲いいですね。
BUDDiiSで言うとFUMINORIはご飯に行ったりしています。

KENSHIN 僕が10代のときは先輩が多かったんですけど最近は後輩グループも増えてきて、自分が一番先輩になることも出てきたので、そういうときは優しく接するようにしています。後輩の子たちも本当にみんないい子たちなので、いい意味で何も考えず、自然体で絡めてる感じもしますね。

――職場で先輩や後輩との付き合い方に悩んでいる方もいると思うんですが、そういう方へのアドバイスもいただけたら。

TETTA 人を選んだ方がいい気がします。誰でも、行けばいいっていうもんでもないし、やっぱ厳しい先輩もいると思うので。
うまい距離感で行きすぎず、行かなすぎず、みたいな。ちょうどいい距離感というか。厳しい先輩も行かなすぎても壁ができるから、厳しい先輩にこそちょっと質問したりすると意外と嬉しかったりする。

――なるほど!

TETTA あんまり気持ちを表に出さないみたいな人が多いと思うので何気ない質問でもいいと思うんです。それだけでもちょっとずつ距離が縮まっていくのかなって思いますね。

――TETTAさん、距離を掴むのがうまそうですよね。

TETTA 23~4歳ぐらいで少しずつ人との関わり方を考えるようになりました。10代の頃は全く考えてなかったし、大人と接する時間が増えたりとか、そこから考え方が変わってきたり。あと親父と話す機会が増えたから、ですかね。

――REIさんは、先輩後輩との自分なりのコミュニケーション術はありますか?

REI 後輩と話すのって僕は得意じゃないんですよ。かわいいなって思うのは思うんですけど、人が喋っているのを見ていたいタイプです。
趣味でもなんでも人に教えることをあまりしたことがなかったし、どちらかというと年上が圧倒的に多いです。プライベートの友達も、40代、50代の人がいますし。

――だいぶ先輩ですね。

KENSHIN 親世代とかも?

REI いるいる。学生の頃から関わってた人はそういう人が多くて。だから大人と喋ってる方が多いかも。

――それぐらい年上の人と仲良くなるって苦手な人も多いかと思うんですが、何かコツあるんですか?

REI よく、タメ語で喋った方が距離縮まるよね、って言う人がいるじゃないですか。でも僕はあんまり好きじゃなくて。
やっぱり人生の先輩でもあるから、そのやり方で距離を縮めるのは違うと思うし、相手が何を聞いてくれたら嬉しいかとか、例えばどういうところに共感してくれたら嬉しいかを考えて接すると、同世代じゃ味わえないような楽しみ方もできると思います。

EIKU 僕は……共通の話題とか。それこそゲームの話が多いですね。いま流行ってる「Apex」ってゲームがあるんですけど、それで仲良くなることが多いです。さくらしめじの(田中)雅功くんとか、BUDDiiSのSEIYAとか、みんなやってるので、プレイしながら喋ったりします。そうすると自然と仲良くなってますね。
後輩とは、学生の頃に部活で部長やってたので。

REI えー、かっこよ。

EIKU 後輩と話すことが多かったので、教えていたりすると自然と仲良くなりますね。フォークソング部っていうか軽音部なんで、ギターや歌、ドラムを教えたりしていたので、何か教えたりすると、いいかな。

HAYATO 僕は関わってる人は先輩の方が多いイメージがあります。例えばJUNEさんもそうだし、そういう人たちはみんなお兄ちゃんみたいな感じで接してくれます。やっぱりその人たちは僕よりもいろんな経験をしていると思うので、そういう人と話すのが好きなのかもしれないですね。話を聞いて知らないことを知るのが好きなので。
後輩も、後輩感があるというよりは仲間みたいな。例えばEBiDANのみんなもそうですし、仲間である意識のほうが強いですね。

――やっぱり仲がいいから気負わずにいられる。

HAYATO そうですね。EBiDANの先輩方って「先輩だぞ」じゃなくて、フレンドリーな方が多いからっていうのはありますね。例えば共通の趣味とか、熱い話ができる人がいると、深くなれるな、っていうのはありますね。
僕だったらダンスとかラップもそうですし、あとオカルトとか都市伝説が好きなので、いつも振り付けをしてくれる振付師さんとかはそういう話で一生話せます(笑)。

SWAGにも一緒に歌ってほしい新曲

――それでは、ここからは新曲「EVOL」についてお聞きしていければと思います。改めてどんな楽曲か教えてください。

HAYATO 夏ですね。夏を楽しみたい!というために作った曲です。

NAOYA ONE N’ ONLYの魅力を前面に押し出した夏曲ですね。「ラテン音楽の魅力とBig Roomのパワフルな……」(資料を読みながら)。

HAYATO 読んでます。これは読んでますね。

NAOYA (笑)。でもラテン要素は入れたいな、と思って入れました。

――すごく中毒性があるな、と感じたんですけど。曲自体も歌うのが難しいのでは……という印象も。

REI 簡単ではないですけど、サビはなんかとりにくかったな。

HAYATO ラテンのレゲトンとか歌ってる人の雰囲気を出したいなと思って、そっちの方のラップを聴いて意識しました。ラテンって結構幅が広いんですよね。
結構派手な曲だったのでラップの仕方とかも、巻き舌っぽくしたり雰囲気を近くしたいな、と思って研究しました。

TETTA 難しかったところだと、最後のEIKUとのパートで、すっごい上でハモったんですよ。めっちゃ高くて。レコ―ディングで裏声で出していいですか、って聞いたら、「いや、ここは地声で出してほしい」って言われて出しましたけど、「たっか!」って

HAYATO それライブでも見れる?

TETTA いやライブではやらないですね。やったとしたら裏声ね。

REI 僕は下でハモりました。めっちゃ低かった。

TETTA 結構最近なんかハモリパートとかも。

REI 増えたね。

TETTA メンバーみんなそれぞれ自分のパートでハモったりするようになっていますね。

HAYATO あと、「Hey」だけでも7種類ぐらい録りました。いろんな「Hey」が入ってます(笑)。
でも、本当にサビはとにかく癖になってほしいですね。
ダンスもラテンがベースになっていたり、ヒップホップが主な動きでは多いんですけど、ダンスホールレゲエっていうレゲエ派生の音楽に合わせて踊るダンスも流行っていたり。TikTokでも流行っている振りもあるので、そういうテイストもちょっと入れていたりします。パフォーマンスも楽しみにしていてほしい曲ですね。

――ファンのみなさんも真似できるようなところも。

HAYATO サビはやっぱりキャッチーでわかりやすい振りにしたいな、ということで振付は、今回MONAさんって方にお願いして、TikTokでもみんな踊れるんじゃないかなっていう振りにしたいなって。今絶賛、作ってる途中です。

EIKU 僕は「今つき抜けてく熱視線」がめっちゃ難しかったです。

TETTA これを僕とEIKUが歌ってるんですけどカツゼツが……。

REI いま、その「滑舌」も言えてないから。

TETTA 滑舌が……(笑)。ここめっちゃテンポが速いし、ちょっと音が高いし。

HAYATO なにが言いづらいの?

TETTA 「突き抜けてく」

KENSHIN 「突き抜けてく」「突き抜けてく」うわ、むず!

HAYATO 言えてない(笑)。
あんまり滑舌が歌に影響してるの見たことないけどね、今回はあったんだね。

EIKU ありましたね。

――じゃあ結構録り直しも?

EIKU ここは何回もやりましたね。

HAYATO 歌の技術とかじゃなくて(笑)。

REI 滑舌問題が。

EIKU 滑舌がちょっちょ……。

全員 (爆笑)

EIKU (笑)。苦戦しましたね。
あと、「Burning like a太陽」と「騒ぐ細胞」の感じがめちゃめちゃ好きでした。ここHAYATOとREIか。

HAYATO はい。

EIKU 盛り上がるんですよ。REIとか新しかったよね。

TETTA 声変えてましたね。

REI HAYATOに寄せました。リズムが結構独特なのもあるし、南米のノる感じが元々いかつい声って意識しないと出ないので、この歌い方はだいぶ低く。南米の感じをなるべく出せるように。「細胞」の声の出し方も太くしたりしました。

――逆に好きなところはあります?

REI HAYATOとEIKUの最初のラップ、めっちゃいいんじゃないですか。

TETTA めっちゃいい。

REI なんかいいですね。

HAYATO 歌詞が「SWAG」とか「O-N’-O」とか入ってて、それを歌で言えるのがやっぱり嬉しいですね。後半の「DopeでSWAGなParty」とか。どういう気持ちで歌ったんですか?

NAOYA SWAGのみんなとパーティーしてる感じで歌いました。

TETTA 歌い方のこだわりは?

NAOYA 僕も普通に歌うというよりかは太い感じの声で歌いました。それこそ巻き舌をちょっと入れたり、普段とはまた違う歌い方をしています。一緒に歌ってほしいですね。

――ライブが楽しみになる1曲ですよね。

REI これは夏のフェスとかで、サングラスとかかけてやりたいですね。

KENSHIN 僕は頭の部分が好きですね。ワンエンの曲だぜ、って感じがして。テンション上げるところが。

TETTA ライブでのあおりはやっぱりKENSHINなんで。

KENSHIN ライブ意識なので。やっぱレコーディング楽しかったですね。ライブがもう見えました。夏ですね。

――MVはもう撮られたんですか?

NAOYA まだです。

HAYATO 海とかプールでやる予定です。

EIKU 山がいい。

HAYATO 山はないだろ。

KENSHIN 山ではないな(笑)。

NAOYA ジャングルとか。

HAYATO 行くか、本場のジャングル!

NAOYA SWAGにエキストラで出てほしいですよね。盛り上がりそう。

ワンエンが仕事で「駆け引き」をするとしたら?

――今回、曲中に「駆け引き」というワードがあるので、そこをテーマに少しお話を伺いたいな、と思いまして。
まずお仕事において、駆け引きはするタイプですか?

REI 僕はないです。0か100なんで。ないならない、あるならある、です。それしかないです。「こうやったらこうなるんですよね」みたいなことを言われたら、ナシです!で終わります。

――セールスマンとかパーンッと跳ね返しそうですよね。

REI ですね。ネットの勧誘とか秒で断ります。ただ自分がやるときはめちゃめちゃ交渉します。

――例えば、仕事の企画を通すために、駆け引きのような形で人を説得するみたいなことは……。

REI それは結構やります。

――REIさんは上手そうですよね。

REI ほんとですか? ちょっと嬉しいな。

HAYATO なにニヤニヤしてんだよ!(笑)

REI イメージ的なところでですか?

――イメージとか何かお話の仕方とか。

REI あー、なるほど。でも学生の頃から、親にどこかに行く理由づけのためにやたらと言い訳していたから、そういうのもあるんじゃないですか。そのときに大人に相談して、こういう言い方だったらいいんじゃないとか、こうした方がいいんじゃない? ということで、そういうところからかもしれないですね。自分というよりは大人の影響が強いと思います。

NAOYA ネチネチするのはあんまり好きじゃないんで、直球にやりたい仕事があったらやりたいとはっきり言って、何回もお願いして取ってきてもらったりするかもしれないです。⇒言いますね。

――もうストレートに。

NAOYA いろいろとたどっていくのが面倒くさいタイプかもしれないです。

――通したい企画があるときはどうしますか?

NAOYA そういうときはもう熱弁します。自分の熱をどれだけ伝えられるかですよね。それで無理だったら、違うことにしよう、と思います。

――これは違うな、やりたくないな、というときもはっきり言う?

NAOYA 言います。好き嫌いは結構はっきり分かれてますね。それこそ洋服とかも。例えば「これどう?」って友達や店員さんに勧められても、なかったらないってしっかり言います。遠まわしに「いやこれもいいけど、こっちの方がいいや」というような言い方はしないですね。

KENSHIN 僕はちょっと鈍感というか、流されやすいところがあって。提案されたときは「まあいっか」って。ちょっと軽いかもしれないですけど(笑)。
でも自分がやりたいことには、最初はすごく慎重というか、あんまり自分からグイグイ行けないです。相談して、「やってみたらいいんじゃない?」って背中を押してもらって、どういう理由でどんな熱を持っているからやりたいんですけど、どうですか? って話します。

――外堀も埋めつつ。

KENSHIN そうですね。でも、あんまり駆け引きというほどはやってないかな。
わりと「なんかいいですね」ってなっちゃうかもしれない。でも、流されないように気をつけていきたいですね。今後身に着けていきたいです。これをやれば、自分にとってはどうプラスになるのかは考えたいですね。

EIKU 僕も駆け引きはしないですかね。やりたいものはやるし、やりたくないものはやらないです。

――やりたいことがあったら、熱弁はするタイプ?

EIKU そうですね。気持ちは伝えるかも知れません。

REI EIKUはやっちゃうほうが早い、みたいなタイプじゃない? いろいろ言ってるならやろうぜ、みたいな。

EIKU 確かに。そうですね。

REI 口数、マジで少ないですからね。

TETTA 昭和の頑固おやじみたい。

HAYATO ははは!

REI 僕は真逆だから。EIKUは本当に振らないと絶対喋らないです。

HAYATO REIくんとあんまりしゃべらないだけでしょ。

REI あーまたなんか言ってる。

EIKU でも、どうしてもつき通したいことがあるときは喋ると思います。

HAYATO 意見は持ってるから、そういうときは自分から言うよね。

TETTA EIKUはダンスが好きなので、自分の意見を持ってて。「もっとこうした方がいい」というポイントでちゃんと言いますね。毎回、毎回じゃなくて、これは言わなきゃいけないっていうポイントで言うから余計響きます。

――説得力がある感じ。

TETTA そうそう。一言ガツンと! が多い感じです。

REI 思っている思ってない、がわかりやすいですよね。自分がちゃんと思っていれば、言うんですけど、思ってないと黙ってる。

――HAYATOさんはいかがですか?

HAYATO 僕は圧倒的にバランスを把握するタイプです。

REI うまいよね。人生ウソついてるから。

HAYATO おーい!(笑)言い過ぎ!ウソまではついてないですよ。

REI ごめんごめん(笑)。

HAYATO 全体のバランス見て。例えば、結果的に企画が通ればいいから、そのためになら回り道もします。

REI HAYATOは会話がうまいです。人の懐に入るのがうまい。自分を犠牲にして周りを楽しくさせることに長けているというか。

TETTA 俺は……自分の意見は結構言いますね。
だけど、相手も相手で考えを持ってて、その考えを言われたときに、イヤだとはならないですね。相手の意見を「あ、確かに」って思うことも多いですね。

――一度は受け止める。

TETTA そうですね。自分の価値観だけを人に押し付けるっていうのが好きじゃなくて。例えばONE N’ ONLYで何かをやるんだとしたら、スタッフさんも含めて全員で一つのチームなので、みんなそれぞれ意見を持ってるはずだし、「こうしたい」という想いもそれぞれあるはずだし。

だからみんなで意見を共有して、いいものができた方がいいと思います。主観をずっと通してやっていくと周りの人間が離れていくな、と思ってて。じゃあ好きにやれよって話になってくるし、逆の立場だったらそう思っちゃうんですよね。「聞いてくれないしもういいや。やってて楽しくないし」って。自分が考えたことに対して何か見返りがあれば「あ、やってよかったな」って絶対なると思うし、そう思えたときに何か一緒にやっていきたいな、となると思うんですよね。それが駆け引きにあたるか分からないですけど、そこは意識しています。

REI TETTAはすごいですね。筋が通ってるから否定されても気分が悪くならないんですよ。人を否定するときに、こうしてやろう、ああしてやろうっていうのが一切ないし、本当にその人のことを思って言ってるので。

HAYATOの恋の駆け引きに大紛糾!?

――恋の駆け引きについても聞きたいなと思いまして。駆け引きはしないという方が多いのかな、と思いつつも、お聞かせください。

REI しないですね(即答)。
連絡がどうこうとかも考えるのもめんどくさいんです。好きなら好き、嫌いなら嫌い。ないなら次。それで終わりです。

――0か100ですね。

REI です。

TETTA 分かりやすくていいね(笑)。

REI もし、そういう場面になったら多分聞きます。どう考えているのか。

TETTA オセロみたいなもの?

REI ほんとそう。白か黒。でも相手がまだ悩んでるとかだったら、正当に答えますけど。変に人をモヤモヤさせるような、試すようなことをしたらもうないです。

EIKU 何が駆け引きなの?

HAYATO 聞きました?

TETTA かっこよ!

REI 熱い男がいました(笑)。絶対駆け引きしないと思いますよ。

HAYATO 「何が駆け引きなの?」哲学!

NAOYA 駆け引きが何かを分かってない(笑)。

REI 僕より、イエスorノーだと思います。

――あまり駆け引きするEIKUさんが想像できないですよね。

KENSHIN 確かに! 今の発言的にもそうだよね。REIくんよりやらなそう。

HAYATO されてるけど、分からなそう。

KENSHIN でもEIKUらしい。

HAYATO 駆け引きに引っ掛からない。

KENSHIN すげぇ。男ですね。

TETTA 僕は絶対ないです。友達からよく恋愛に発展するみたいな話、あるじゃないですか。そういう考えが全然なくて。友達なら友達の感覚だし、直感で好きにならないと、ないですね。僕はたぶん好きだと思ったら、やばい取られたくない、ってなる。時間が経てば経つほど、リスクがあるじゃないですか。だから行きたくなっちゃうんですよ。

――そんな駆け引きしてる時間はない?

TETTA いつ誰に狙われてるか分からないので。

REI ……っていうのをNAOYAを見つめながら。

TETTA 僕は今NAOYAのことを考えながら話しています。

一同 ははは!

TETTA 一目惚れして、いま告白しようとしてるところです。

HAYATO とられたくない!(笑)

TETTA いつとられるかわからないので……。

REI このあとすぐ攻めよう。

TETTA LINEします。

――じゃあ続いてNAOYAさん。

NAOYA まず、ごめんなさい。

一同 (爆笑)

HAYATO 断られた!(笑)

REI いま駆け引きされてます!(笑)

NAOYA なんだろう、「この人と付き合うかも」みたいなことを感じる場合はあるかも知れないです。そうすると、自分も意識し始めるかもしれないです。
それが友達ってこともありますし、知り合いかもしれないし。駆け引きっていう大きな駆け引きはしないですね。

KENSHIN 最初は直球じゃないですか。一目惚れ、とか。だからそこからはめっちゃ慎重になっちゃうかも。返信もすごく考えるくらい。でもそれがちょっと楽しくないですか。

TETTA 考えてるときが一番楽しいらしいからね。巷の噂では(笑)。

KENSHIN ガツガツいきすぎてもダメだし、いかなすぎてもダメのちょうどいいところを探るのが。

REI やってそう、KENSHIN。

KENSHIN やってない(笑)。

TETTA KENSHINもNAOYA見て言ってるんだよね。

KENSHIN 違う違う(笑)。

TETTA え、違う?

――最後、HAYATOさんはいかがですか。

HAYATO 僕はめっちゃ駆け引きします。

TETTA 絶対じれったいんだよね。

HAYATO 例えば僕のことを思ってくれる人がいたら、めっちゃ駆け引きしたいです。

REI うわー!

TETTA うわ、うざ!

HAYATO 相手が俺のこと好きなのかな、みたいになったら……。

TETTA 逆に相手がそれでちょっと離れていったらどうすんの?

HAYATO 離れないようにする。

REI カッコつけて言ってるけど、こういうタイプが実は自分が転がされていることに気がついてないんだよね。

HAYATO それが嬉しい。

TETTA やっば!

REI ただのドMやん。

TETTA 怖い!

REI 無理無理、マジ無理!

TETTA ちなみに返信速度とかも全部計算?

HAYATO はい。

TETTA うっわ!

――あの、夏だから、このあとゾッとする話を聞こうかと思っていたんですけど。

REI これですよ、これ!

KENSHIN ちょうどいいです!

HAYATO おーい!(笑)

KENSHIN 俺ら全員ゾッとしてたから。

TETTA 結局自分が一番好きなんですよ。相手の気持ちを考えてない。

KENSHIN そうそうそう。

REI 駆け引きしたところで行きつく先は一緒じゃないですか! 答え決まってるんだから。
だって、高速道路を使って30分で着きます、ってなったらそっち選ぶじゃないですか。2時間かけて一般道行くのと一緒ですよ!

一同 (爆笑)

REI めんどくさいでしょ!

KENSHIN REIくんと正反対だから。

――最後に、下半期、SWAGのみなさんに期待していてほしいことをっていうのを最後にください。

HAYATO 上半期は盛りだくさんでいろんなことをやったし、スピード感もあったし、充実感もあったんですけど、まだ半分です。
5周年イヤーがまず終わるまでにもっといろんなことを一緒にしたいし、5年分の感謝を伝えたいなと思ってるんで、まだまだ楽しみにしててほしいな、と思います。

REI 締めはあっさりしてるな。

HAYATO これも駆け引き。

TETTA 怖いなあ。

REI めんどくさい、めんどくさい……。

取材・文:ふくだりょうこ 撮影:友野雄

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