ダブリンの刑務所で生きる人々の物語「曲者」アイルランド演劇専門の演劇企画CaLが上演
ステージ
ニュース

演劇企画CaL 第3回企画「曲者 -The Quare Fellow-」表
演劇企画CaL「曲者 -The Quare Fellow-」が、9月16日から18日まで東京・BUoYで上演される。
演劇企画CaLは、アイルランド演劇を日本の観客へ向けて翻訳・上演する劇団。第3回企画となる今回は、1954年に初演されたアイルランド出身の劇作家ブレンダン・ビーハンの処女作「The Quare Fellow」を取り扱う。上演台本を梅野あき子、演出をNot in serviceの村岡正喜が担当。劇中では、ビーハンが自身の刑務所生活をもとに描いた物語が展開する。
舞台はアイルランド・ダブリンの刑務所。囚人たちは、明朝に死刑執行となる“曲者”のうわさ話や、新入りの品定め、思い出話や妄想語りに興じ、刑務官の目を盗んで刺激を得ようとさまざまに画策する。刑務官たちは、職務をこなしながら着々と翌日の死刑執行の準備を進める。やがてイングランドから死刑執行人が到着。だんだんと夜が明けていき……。
出演者には荒川流、犬月茶髪、サミゾノタカシ、野澤太郎、ピロゲ、松原圭、松原一郎、村岡正喜、村松ママンスキー、矢崎和哉、山畑拓之が名を連ねている。
演劇企画CaL 第3回企画「曲者 -The Quare Fellow-」
2023年9月16日(土)~18日(月・祝)
東京都 BUoY
作:ブレンダン・ビーハン
上演台本:梅野あき子
演出:村岡正喜
出演:荒川流、犬月茶髪、サミゾノタカシ、野澤太郎、ピロゲ、松原圭、松原一郎、村岡正喜、村松ママンスキー、矢崎和哉、山畑拓之
※矢崎和哉の「崎」は立つ崎(たつさき)が正式表記。