西興一朗「アバレンジャー20th」お披露目に“甘味料”、坂野真弥を抱っこするファンサも
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「爆竜戦隊アバレンジャー20th 許されざるアバレ」完成披露舞台挨拶の様子。
Vシネクスト「爆竜戦隊アバレンジャー20th 許されざるアバレ」の完成披露舞台挨拶が本日8月17日に東京・新宿バルト9で行われ、キャストの西興一朗、富田翔、阿部薫、田中幸太朗、監督の木村ひさしが登壇した。
2003年2月から2004年2月まで放送されたスーパー戦隊シリーズの第27作「爆竜戦隊アバレンジャー」。その新作となるVシネクストでは、地球に出現した新たな脅威のもと再び集結したアバレンジャーの戦いが描かれる。西がアバレッド / 伯亜凌駕、富田がアバレブルー / 三条幸人、阿部がアバレブラック / アスカ、田中がアバレキラー / 仲代壬琴を演じた。
西は「今日初めてお客様に観ていただいてソワソワしているのですが、『面白かったー!』という声を聞けてすごく安心しています」と挨拶。田中が「甘味料ってやつですか?」とボケると、西は「甘味料!?」「説明すると、“感無量”ということを甘味料ってね」と笑いながら返す。富田は「それはわかるよ! そんな面白くないボケする? 舞い上がって。楽屋ではもうちょっと面白いんですよ」とツッコみ、仲むつまじい様子をのぞかせた。
大勢のファンを前に富田は「皆さんの熱量に触れて僕も一緒に観たいなと感じました」、阿部は「映画の発表から今日まで10カ月くらいアバレンジャーを意識しながら生活していました。こうして皆さんに見せることができて本当にうれしく思います」、田中は「やっとこの日が来た。皆さんの表情を見て、楽しんでいただけたんだと感激しています」とそれぞれ述べる。
木村は「毎日Gロッソに通っているような気分でした」と撮影を楽しんだことを明かす。本作にプロデューサーとしても参加した西は「木村監督は絶対にアバレンジャーにぴったりだと確信があってオファーさせていただいた。観ていただいた方にはわかると思いますが、アバレンジャーと木村監督は相性よかったでしょ!」と語った。
イベントには、凌駕が育てた姪っ子・舞を演じた坂野真弥がサプライズで登壇。本編に出演していることが明らかになった。西は「素敵なレディになられて! ちゃんと成長していてうれしいです」と感激しきり。坂野は「緊張していたのですが、ファンの皆さんのお顔を見て……もう感無量です」と頬をゆるませると、西たちから「そこは甘味料でしょ!」とツッコミが飛び交う。MCの宮島咲良のリクエストで凌駕が舞を抱っこするシーンが再現されると、観客からは大きな拍手が。なぜか阿部が富田を抱っこする一幕もあった。
最後に西は「今回僕たちは『アバレンジャー20th』に全力を注ぎました。5人がスクリーンで観れるのは今回が最後だという気持ちでやらせていただいた。ただ、未来なんてわからない。それは20年後にこうしてアバレンジャーになれると思っていなかったから。皆さんの気持ち、ダイノガッツがあればまたお会いできる日がきるかもしれません」と期待を込めた。
「爆竜戦隊アバレンジャー20th 許されざるアバレ」は、9月1日より東京・新宿バルト9ほかで期間限定上映。2024年3月27日にBlu-ray / DVDが発売される。
※記事初出時、内容に一部誤りがありました。お詫びして訂正します。
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