エメット・ティル殺害事件を題材にしたダニエル・デッドワイラー主演作が公開
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「ティル」場面写真
1955年8月28日にアメリカで起きたエメット・ティル殺害事件をもとにした映画「Till」が、「ティル」の邦題で12月15日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開される。
夫が戦死して以来、空軍で唯一の黒人女性職員として働く主人公のメイミー・ティルは、一人息子で14歳のエメットと平穏な日々を送っていた。だが、エメットが親戚宅のあるミシシッピ州マネーを訪れた際、飲食雑貨店で白人女性キャロリンに向けて“口笛を吹いた”ことが白人の怒りを買ってしまう。彼は壮絶なリンチを受けた末に殺され、川に投げ捨てられた。息子の変わり果てた姿と対面したメイミーは、この陰惨な事件を世に知らしめるため、ある大胆な行動を起こす。
メイミーをダニエル・デッドワイラー、エメットをジェイリン・ホールが演じたほか、ウーピー・ゴールドバーグ、ショーン・パトリック・トーマス、ジョン・ダグラス・トンプソン、ヘイリー・ベネットがキャストに名を連ねる。ゴールドバーグはバーバラ・ブロッコリとともに製作としても参加した。シノニエ・チュクウが監督と脚本を担う。
このたび、ポスタービジュアルと場面写真7点が解禁。場面写真には、メイミーが息子を心配しながらも旅へと送り出す様子などが切り取られた。
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