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段田安則×ショーン・ホームズが再タッグ! パルコプロデュース『リア王』上演決定

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PARCO PRODUCE 2024『リア王』ビジュアル

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PARCO PRODUCE 2024『リア王』が、2024年3月に東京芸術劇場 プレイハウスで上演されることが決定した。

『リア王』は、シェイクスピア4大悲劇のひとつ。主演を段田安則、演出はショーン・ホームズが務める。なおこのふたりがタッグを組むのは、昨年上演された『セールスマンの死』以来2度目となる。

美術・衣裳デザインは、これまでにも数々の作品でクリエイションをともにし、イアン・マッケラン主演の『リア王』でも高い評価を得たイギリス気鋭のデザイナー、ポール・ウィルスを招聘。かみむら周平(音楽)、小野寺修二(ステージング)などお馴染みの日本のクリエイターと組むのはもちろん、翻訳は、シェイクスピア全作品翻訳を達成した翻訳家・松岡和子が担当する。

本作は東京公演を上演後、4月に新潟・愛知・大阪・福岡公演が予定されている。

■演出:ショーン・ホームズ コメント

日本で『リア王』の演出ができること、そしてPARCOプロデュースとの充実したクリエイティブな関係を継続できることに喜びと興奮を覚えています。今回が4回目のコラボレーションであり、そして比類なき名優・段田さんとは2作目となります。
『セールスマンの死』での素晴らしいコラボレーションを経て、シェイクスピアの名作に取り組むこと、段田さんのリア王に出会うことが楽しみでなりません!また、シェイクスピアへの燃えるような情熱、一緒にいるとこちらまで熱くなるお気持ちを持った和子さんとご一緒できることもこの上ない喜びです。劇場で観客の皆さまと私たちの作品が出会うことを楽しみにしています。『セールスマンの死』や『桜の園』でそうしたように、暗闇、不条理、そして驚きを作品にもたらしたいと思っています。

■翻訳:松岡和子 コメント

古代ブリテンの王を主人公として400年以上前に書かれた『リア王』。現代の私たちとは無関係に思える遠い時空を背景とし、王侯貴族が引き起こすこの劇は、私たちの日常とはかけ離れた壮大この上ないものでありながら、万人共通の問題を突きつけてきます。人は誰でも歳をとる。子をもうけずに一生を終える人はいても、親から生まれなかった人はいない。老い、親子兄弟姉妹のあり方――万人共通の問題です。リアをめぐる人々が繰り出すのは、愛と憎悪、呪詛と祝福、残酷と優しさ、暴力といたわり。そこには笑いや歓びさえある。『リア王』は演劇の極北です。

■主演:段田安則 コメント

『セールスマンの死』でご一緒した演出のショーン・ホームズさんから「シェイクスピアでやりたいものはありますか?」と訊かれて「ロミオかな」と冗談で返したら、「ジュリエットも良いですよ」と言われましたが、今回お話をいただいたのは「キング リア」でした。
『リア王』への出演は1991年、蜷川幸雄さんの演出でエドガー役を演じました。三十数年の年月を経て、タイトルロールという大役を務めるにあたり、「本当に私で大丈夫?」という不安と楽しみが入り混じっています。
ショーンさんはとても頭が良く、且つ、ユーモアのある方。稽古は楽しく、作品に対する彼の視点や発想から多くを学び、私は相性の良さを感じました。『セールスマンの死』は時代を少し現代に近づけての上演でしたが、今回の『リア王』の演出でもそのような構想を練っているそうですので、私自身も楽しみです。シェイクスピアの本場、イギリス出身のショーンさんですから、きっと面白くしてくださるはず。この悲劇の名作、ご覧になったことのある方はもちろん、初めてご覧になる方にも楽しんでいただける演出をされると思いますので、ぜひご期待ください。私もお客さまのご期待にお応えできるよう努めます。

<公演情報>
PARCO PRODUCE 2024『リア王』

作:ウィリアム・シェイクスピア
翻訳:松岡和子
演出:ショーン・ホームズ

出演:段田安則 ほか

【公演日程】
2024年3月:東京芸術劇場 プレイハウス
2024年4月:新潟・愛知・大阪・福岡公演あり

公式サイト:
https://stage.parco.jp/program/kinglear

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