「キャロル」を手がけた作家のドキュメンタリー「パトリシア・ハイスミスに恋して」公開
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「パトリシア・ハイスミスに恋して」ポスタービジュアル
「太陽がいっぱい」「キャロル」などの原作を手がけた作家、パトリシア・ハイスミスのドキュメンタリー映画「Loving Highsmith」が、「パトリシア・ハイスミスに恋して」の邦題で11月3日に公開される。
「ティファニーで朝食を」「冷血」で知られる作家トルーマン・カポーティに才能を認められたハイスミス。この映画では彼女の生誕100周年を経て発表された秘密の日記、ノート、本人映像、インタビューの音声、元恋人たちや家族の証言を通して、謎に包まれた人生と著作に新たな光が当てられる。アルフレッド・ヒッチコックやトッド・ヘインズ、ヴィム・ヴェンダースらによる映画化作品の抜粋映像も織り交ぜられた。
監督と脚本は、スイスの映画監督エヴァ・ヴィティヤ。ハイスミスについて「未発表の日記を読み始めるうちに、彼女自身に恋をしてしまった」と語っている。ナレーションは「ゲーム・オブ・スローンズ」のブライエニー役で知られるグウェンドリン・クリスティーが担当した。YouTubeでは予告編が公開中。
「パトリシア・ハイスミスに恋して」は東京・新宿シネマカリテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、アップリンク吉祥寺ほか全国で順次ロードショー。
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