ディズニープラス、完成した『スパイダーウィック家の謎』を配信しないと決定
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ディズニープラスが、子供向け人気小説『スパイダーウィック家の謎』のシリーズ化作品を配信しないと決めた。
2008年に『スパイダーウィックの謎』のタイトルで映画化されたこの小説が、6話構成のシリーズとしてリメイクされると発表されたのは、2021年11月。出演はジャック・ディラン・グレイザー、クリスチャン・スレーターなどで、撮影はすでに終了している。
製作したパラマウント・テレビジョンと20thテレビジョンは、今後、別の配信会社に売り込む。
負債を抱え、利益を上げるプレッシャーに悩む配信各社の間では、最近、完成してラインナップに上がっているもの、あるいはこれからラインナップに上げる予定だったものをキャンセルし、マイナスとして計上して税金から控除する動きが見られるようになっている。
昨年はMax(旧HBO Max)が、撮影を終えていたスーパーヒーロー映画『バットガール』の製作を突然中止し、業界を驚かせた。
文=猿渡由紀