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二宮和也、桐谷健太、浜野謙太のアドリブ演技を収めた『アナログ』本編映像公開

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映画『アナログ』 (c)2023「アナログ」製作委員会 (c)T.N GON Co., Ltd.

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映画『アナログ』の本編映像が公開された。

『アナログ』はビートたけしによる同名小説が原作。喫茶店「ピアノ」で出会った主人公・悟(二宮和也)と、携帯電話を持たない謎めいた女性・みゆき(波瑠)は、互いの連絡先を交換せずに週に一度、木曜日にピアノで会うという約束を交わす。2人でかけがえのない時間を積み重ね、悟はみゆきの素性を何も知らぬままプロポーズする事を決意するも、みゆきは突然姿を消してしまう――。

公開された映像は、焼き鳥屋でみゆきに想いを馳せる悟に、幼馴染で親友の高木(桐谷健太)と山下(浜野謙太)が茶化しつつも激励を送るシーン。このシーンの撮影は初日に行われ、3人は初めて顔を揃えたのだが、初日の撮影とは思えない程、息はぴったり。一気に賑やかになった現場だったが、それでも「昔からの幼馴染としてはまだ微妙にかみ合っていない」と感じたタカハタ秀太監督は、なんと台本にない余白の芝居に10分以上カメラを回し続けた。

自由演技でアドリブばかりとなったが、3人は終始楽しそうな様子で、ゲラゲラ笑い合いながら酒の席ならではの男同士の話題で大盛り上がり。これにより空気はさらに柔らかくほどけ、撮影の合間もナチュラルに談笑する姿が見られるようになった。

監督は悟と親友2人のシーンについて、「3人のバランスもとても良かったです。桐谷さんがなんとなく場を回していた感じもありつつ、それをのらりくらりかわす二宮さんと、ハイテンションで受けてくれる浜野さん。あの初日の撮影で、3人がそれぞれの役をしっかりつかんでくれたように思いますね。3人ともスキルが高い人たちなので、撮影を楽しんでくれていたと思います」と、絶妙なバランスがあったからこそ、自然体な姿が撮影できたと語った。

また二宮は、「どこまで本編で使われているのかどうか含めて楽しみですね(笑)。見る方たちがどういった印象を受けるのかというのは楽しみなところではあります」と、桐谷、浜野とのアドリブシーンについて振り返っている。

映画『アナログ』本編映像

<作品情報>
映画『アナログ』

10月6日(金) 公開

(c)2023「アナログ」製作委員会 (c)T.N GON Co., Ltd.

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