手塚治虫「火の鳥 エデンの宙」壮大な予告解禁、浅沼晋太郎・木村良平の出演も発表
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「火の鳥 エデンの宙」キービジュアル
手塚治虫のマンガ「火の鳥」の望郷編を原作とした、ディズニープラスのオリジナルシリーズ「火の鳥 エデンの宙(そら)」のキービジュアル、予告編、場面カットが到着。また新たなキャストとして浅沼晋太郎、木村良平の出演が明らかになった。
「鉄コン筋クリート」「海獣の子供」で知られるSTUDIO4°Cによって、「望郷編」が初めて映像化された本作。人間が地球以外の星へ移住するようになった時代、主人公ロミと恋人ジョージは2人だけの新たな生活を始めるべく、惑星・エデン17へと降り立つ。やがてロミが妊娠し、大喜びするジョージだったが、大地震による事故で彼は帰らぬ人に。ジョージの忘れ形見でもある愛息子カインが将来ひとりぼっちになることを恐れたロミは、カインに「13年後に目覚める」ことを約束し自らコールドスリープに入るが、システムの誤作動でロミが目覚めたのは1300年後のエデン17だった。
YouTubeで公開された予告編は、1300年の眠りから目覚め、新しい文明を目の当たりにしたロミの驚きから始まる。「一度でいいから地球へ帰りたい」という思いを叶えるため、エデン17で生まれ育ったコムとともにロミは果てしない宇宙へと旅立つ。宮沢りえがロミ、窪塚洋介がジョージ、吉田帆乃華がコム、イッセー尾形が宇宙のよろず屋ズダーバンに声を当てた。
このたび解禁となった浅沼は移民星調査員・牧村役、木村は成長したカイン役で出演。浅沼は「思い返せば、僕が人生で一番最初に触れた『火の鳥』は、11歳のとき。ファミコンソフトでした。そこから原作に触れ、当時では受け止めきれない壮大さにど胆を抜かれたことを覚えています」と振り返り、木村は「伝説の作品。だからこそ『タイトルは知っているけど触れたことはない』という人も多いのではないでしょうか。決して色褪せない名作が、今の時代にどんなアニメーションとして描かれるのか。ちっぽけながらも今を精一杯生きる身として、僕も完成が楽しみでなりません!」と期待を伝えた。
「火の鳥 エデンの宙」は9月13日よりディズニープラスで独占配信。監督を西見祥示郎、脚本を真野勝成と木ノ花咲が担当し、主題歌にはイギリスのボーイソプラノユニット・LIBERAによる「永遠の絆」が使用された。またエンディングが異なる劇場版「火の鳥 エデンの花」は11月3日に全国で公開。
浅沼晋太郎 コメント
思い返せば、僕が人生で一番最初に触れた「火の鳥」は、11歳のとき。ファミコンソフトでした。そこから原作に触れ、当時では受け止めきれない壮大さにど胆を抜かれたことを覚えています。36年経った今。手塚治虫先生の作品に関わらせていただくこと。全世界で配信されること。ご一緒させていただくのが夢のような共演者……すべてが信じられない想いです。初めてアニメ化される「望郷編」、僕も一ファンとして、心から楽しみにしています。
木村良平 コメント
伝説の作品。だからこそ「タイトルは知っているけど触れたことはない」という人も多いのではないでしょうか。決して色褪せない名作が、今の時代にどんなアニメーションとして描かれるのか。ちっぽけながらも今を精一杯生きる身として、僕も完成が楽しみでなりません! 「火の鳥」が世界中を飛び回る日を心待ちにしています!!
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