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ぴあ 総合TOP > 舞台芸術を100年後の未来へ!『EPAD Re LIVE THEATER in Tokyo〜時を越える舞台映像の世界〜』東京芸術祭2023にて4作品の上映決定!

舞台芸術を100年後の未来へ!『EPAD Re LIVE THEATER in Tokyo〜時を越える舞台映像の世界〜』東京芸術祭2023にて4作品の上映決定!

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開催中の東京芸術祭2023で、10月11日(水)〜22日(日)の期間、『EPAD Re LIVE THEATER in Tokyo〜時を越える舞台映像の世界〜』の開催が決定し、この度上映される4作品が発表された。

会場は東京芸術劇場 シアターウエスト。発表された4作品は、た組『綿子はもつれる』(2023年上演)、マームとジプシー『cocoon』(2022年上演)、公益財団法人スターダンサーズ・バレエ団『くるみ割り人形』(2022年上演)、維新派『トワイライト』(2015年上演)と、非常にバラエティ豊かである。

た組『綿子はもつれる』より  撮影:岡本尚文

EPADは、文化庁や広く舞台芸術界と連携して進める、舞台芸術アーカイブ+デジタルシアター化支援事業。2020年より舞台に関わる資料の収集・デジタルアーカイブ化やそれらの利活用のサポートを行なってきた。舞台美術の質感や劇場での生の空気感も含めて「100年後の未来に残せないか?」という思いから超高精細8K映像での収録や立体音響での編集を行うなど、最新技術を使用しながら舞台映像を残している。

マームとジプシー『cocoon』より  撮影:岡本尚文

「上演された時間」を残していく取り組みとして、今年度からはその映像を使用して劇場での上映会に本格的に取り組んでいる。今年の7月には渋谷・PARCO劇場にて、三谷幸喜やいのうえひでのり、野田秀樹など超豪華演出家による過去作・最新作を大スクリーンで上映。いずれのプログラムも好評を博した。

スターダンサーズ・バレエ団『くるみ割り人形』」より  撮影:HASEGAWA PHOTO Pro.

そしてこの度、東京芸術祭2023内での上映会『EPAD Re LIVE THEATER in Tokyo〜時を越える舞台映像の世界〜』を開催。消えゆく舞台作品を未来と世界に伝えるため、最新の技術を使用し、舞台映像で「劇場空間」を再現できるのか……ぜひ体感して欲しい。

維新派『トワイライト』より

上映ラインアップの詳細は以下。

た組『綿子はもつれる』
2023年上演
作・演出:加藤拓也
出演:
安達祐実 平原テツ 鈴木勝大 田村健太郎 秋元龍太朗 天野はな 佐藤ケイ
【あらすじ】
綿子と悟の夫婦関係は破綻していたが、綿子と不倫相手のある出来事によって、夫婦は再構築を始める。

マームとジプシー『cocoon』
2022年上演
原作:今日マチ子(「cocoon」秋田書店)
作・演出:藤田貴大
出演:
青柳いづみ 菊池明明 小泉まき 大田優希 荻原 綾 小石川桃子 佐藤桃子 猿渡 遥 須藤日奈子 高田静流 中島有紀乃 仲宗根葵 中村夏子 成田亜佑美 石井亮介 内田健司 尾野島慎太朗
【あらすじ】
島の女子校に通い、賑やかな学校生活を送る主人公のサンと同級生の少女たち。戦況の悪化により、看護隊として軍事活動に協力することになり、日に日に死と隣り合わせの日々へと変化していく。

公益財団法人スターダンサーズ・バレエ団『くるみ割り人形』
2022年上演
演出・振付 鈴木 稔
出演:
塩谷綾菜 林田翔平 鴻巣明史 東秀昭 周防サユル 前田望友紀 佐竹永吉 海老原詩織 早乙女愛毬 東真帆 山内優奈 井後麻友美 岩崎醇花 冨岡玲美 加地暢文 佐野朋太郎 西澤優希 渡辺大地 関口啓 秋山和沙 鈴木就子 友杉洋之 福原大介 榎本文 若宮嘉紀 金子紗也 橋本まゆり 南亜紗子 天木真奈美 荻野曰子 岸川まや 関口武 比嘉正 田平敬生 大野亜子 大野大樹 小川咲良 齋藤柚佳 柴垣南実 仲田怜希 永田一真 中根望来 山室泰史 西原友衣菜 宮司知英 森田理紗 石山沙央理 仲田直樹 久野直哉 愛澤佑樹 井上興紀 天上遼太郎 大野大輔 岩本悠里 和田瞬 石川聖人 小澤倖造 野口煕子 角屋みづき 喜入依里 杉山桃子 フルフォード佳林 小山恵美 新井香乃 青山悠希 髙橋麗/田中良和 テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ ゆりがおか児童合唱団
【あらすじ】
舞台はドイツのとある街。クリスマスを迎えてにぎわうクリスマスマーケットで、ごく普通の家で暮らす一人の少女クララに起こる不思議な物語。人形の世界に迷い込んでしまったクララが、家族の愛と温かさに気づき、大人への階段を一歩登る。

維新派『トワイライト』
2015年上演
構成・演出:松本雄吉
音楽・演奏:内橋和久
出演:
森正吏 金子仁司 井上和也 福田雄一 うっぽ 石本由美 平野 舞 吉本博子 今井美帆 桑原杏奈 奈良郁 松本幸恵 長田紋奈 石原菜々子 伊吹佑紀子 松本はるか 坂井遥香 松永理央 衣川茉李 平山ゆず子 室谷智子 山辻晴奈 下村唯 樽谷佳典 伊藤拓也 池田遼 大石英史 松井壮大 新井郁 福井裕孝 松田翔 三澤一弥 中田美優 日下七海 かきのはなら 柴山美保 中川翠 村上陸 森桃子 山下あかり 山下裕英 山本深雪 吉田汐里
【あらすじ】
伊勢をめざす旅に出た少年ワタル。奈良の山中で道に迷ったワタルは、不思議な生き物を見かける。導かれるままに辿りついた曽爾村で、ハルという腕白な子どもに出会う。2人は、村祭りで一緒に獅子舞を見たり、秘密の洞窟を探検したり、ワタルは迷子になっていたことも忘れ、ハルと村中を巡る。彼らを傍で静かに見つめているのは、成長して曽爾村を再び訪れたワタル。成長した彼もまた人生の岐路に立っていた。

なお、EPADとバリアフリーな劇場体験を目指す「THEATRE for ALL」があらゆる人にひらく豊かな鑑賞体験として、舞台芸術のバリアを取り除く『EPAD × THEATRE for ALL ユニバーサル上映会』も開催。手話・字幕・音声ガイドがついている会や、おしゃべりや音をたてたり、身体が動いていても大丈夫な会など、さまざまな理由で劇場での公演に行きづらいと感じる人やそのご家族が安心して鑑賞することのできる上映会も、期間中に実施される。

〈上映会情報〉
『EPAD Re LIVE THEATER in Tokyo 〜時を越える舞台映像の世界〜』

期間:2023年10月11日(水)〜22日(日)
会場:東京芸術劇場 シアターウエスト

公式サイト
https://epad.terrada.co.jp/index.php/2023/09/32138/

【EPAD】
https://epad.terrada.co.jp

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