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詩と音楽のマリアージュ”に浸るひとときを

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天羽明惠 ドイツ歌曲シリーズ 詩(うた)が歌となるとき Vol.1「愛、そして別れ」

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日本を代表するソプラノ歌手 天羽明惠によるドイツ歌曲シリーズ「詩(うた)が歌となるときvol.1『愛、そして別れ』」公演が目前だ。

文学と音楽の結びつきを最高に高めたと評されるドイツリートは、まさに“詩と音楽のマリアージュ”が楽しめるとても奥深いジャンルだ。このドイツリートを天羽明惠の歌とともに探訪するする新シリーズに興味津々。

プログラムには、ヘルフェルトの『海の星』&、シューマンの『女の愛と生涯』、そしてツィムリンスキー、ブラームス&コルンゴルトを経て、ワーグナーの『ヴェーゼンドンクの5つの歌』に至る魅力的な歌曲が並べられ、愛にまつわる様々な物語が美しい歌によって語られる。これはまさに、音楽のみならず、歌われる言葉の意味も噛み締めていただきたいコンサートの筆頭だ。

そして共演者の顔ぶれも素晴らしい。深い表現力が持ち味のメゾソプラノ小山由美に、経験豊かなピアニスト村上寿昭が登場となれば、これはドイツリートの真髄が体験できること請け合い。

秋本番のクラシックシーンを彩る素敵な時間が楽しめそうだ。

天羽明惠 ドイツ歌曲シリーズ
詩(うた)が歌となるとき
Vol.1「愛、そして別れ」
9月27日(水) 18:30開演
王子ホール

公演プログラム
 F.J.ヘルフェルト:海の星
 Rシューマン:歌曲集「女の愛と生涯」op.42
 A.v.ツェムリンスキー:メーテルリンクの詩による6つの歌 op.13
 J.ブラームス:4つの二重唱曲 op.61
 E.W.コルンゴルト:別れの歌 op.14
 R.ワーグナー:ヴェーゼンドンクの5つの歌

https://www.kajimotomusic.com/concerts/akie-amou-series1/

●天羽明惠(ソプラノ)
東京藝術大学卒業。オペラ研修所、二期会オペラ研修所修了。文化庁派遣芸術家在外研修員としてシュトゥットガルト音楽大学に留学。
1995年第6回五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。副賞として財団の助成によりベルリンで2年間研修を行う。同年7月、新人の登竜門として知られるラインスベルク音楽祭で、《ナクソス島のアリアドネ》のツェルビネッタをクリスティアン・ティーレマンの指揮で歌い、続いて8月に、ソニア・ノルウェー女王記念第3回国際音楽コンクールに優勝し、一躍注目を集めた。その後、ドイツを拠点として、ジュネーヴ大劇場、ザクセン州立歌劇場(ゼンパー・オーパー)、ベルリン・コーミッシェ・オーパー等ヨーロッパ各地の歌劇場や音楽祭に出演。2019年には、ワルシャワで開催された”「ショパンと彼のヨーロッパ」国際音楽祭2019”にて、日本・ポーランド国交樹立100周年を記念したMusic for Peace Concertでの第九公演 ソリストを務めた。
国内では新国立劇場、サントリーホール・ホールオペラなどへ定期的に登場。超絶的なコロラトゥーラとリリックな声が内外で高い評価を得ており、日本の主要なオーケストラの定期公演にも、著名な指揮者のもとソリストとして出演している。サントリーホール・オペラアカデミーのコア・メンバーとして、若手の指導にも力を入れるほか、解説付きオペラの公演をプロデュースし、オペラの啓蒙活動にも積極的に取り組んでいる。
1999年度アリオン賞、2003年第14回新日鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞をそれぞれ受賞。これまで戸田敏子、フランシス・シマール、故エルンスト・ヘフリガーの各氏に師事。
2020年にソロアルバム「「R.シュトラウス 4つの最後の歌」をリリース。