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劇場用アニメ『アリスとテレスのまぼろし工場』ファイナル版予告映像公開

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『アリスとテレスのまぼろし工場』本ポスタービジュアル (C)新見伏製鐵保存会

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9月15日(金) に公開される劇場用アニメ『アリスとテレスのまぼろし工場』のファイナル版予告映像が公開された。

本作は、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』などで知られる脚本家・岡田麿里の2本目となる監督作品。不慮の事故で時が止まってしまった町を舞台に、変化を禁じられた世界で止められない“恋する衝動”を武器に、未来へともがく少年少女の物語を描く。

予告映像は、突然起こった製鉄所の爆発事故と空に広がるおびただしい数のひび割れに、主人公・菊入正宗たちがとまどう様子から始まる。「この見伏に閉じ込められてしまったのです!」と製鉄所からの発表がこだまする中、「菊入正宗14歳、俺たちはどこにも行けない」と、時が止まった町から出られなくなってしまった正宗は退屈そうな視線を投げる。そこに現れたのは、気になる同級生・佐上睦実(上田麗奈)。「私の名前、どういう字書くか知ってる? 六つの罪と書いて、六罪(むつみ)」と強気な視線を正宗に投げつけながら、映像は、無邪気に飛び回る謎の少女・五実(久野美咲)と、睦実、そして正宗との出会いを映し出す。

しかし、これは世界の均衡が崩れる始まりだった。絶叫する正宗、吹き飛ばされる睦実、泣き顔の同級生などの姿と、突然現れた狼のような煙が混ざり合う、疾走感あふれる映像に変わり、全てを飲み込んでしまいそうな煙が、とてつもない迫力で縦横無尽に動き回る。

映像後半は、「どこにだって行けるのに、気持ちだけどこにも行けない毎日を送っている」「この世界に正しいことなんてあるのだろうか」と、机にふさぎ込み鬱屈した気持ちを絞り出すような正宗の声。「この異常な世界だって人はいくらでも変われる」という叔父・時宗の決意が込められた声が続き、怒涛のクライマックスへとなだれ込んでいく。

先行試写の上映後は、映画評論家やアニメーションに造詣が深い評論家からも熱量あふれるコメントが続々と到着。「新しい世界を提示している」「つんざくほど狂おしく切実なリビドー」「とんでもなさすぎて、まだ震えが止まらない……。」「2023年最重要作品の一つだ」など、公開への期待が高まるコメントが届いている。

さらに、入場者プレゼントの情報も発表され、6週連続で描き下ろしの版権ビジュアルを大胆に使ったグッズのプレゼントを実施する。第一週目(9月15日 金曜配布)&第二週目(9月22日 金曜配布)は、2枚は並べると対となるシンメトリーデザインの「恋する狼少女シリーズ」ビジュアルカードとなる。一週目はファイナル予告PVで泣き叫ぶ謎の少女・五実を描いた【恋する狼少女「五実」ビジュアルカード】、二週目は主人公・正宗のミステリアスな同級生・睦実を描いた【恋する狼少女「睦実」ビジュアルカード】が配布される。入場者プレゼントは、9月15日(金) より本作の上映劇場にて数量限定配布予定だ。

「恋する狼少女シリーズ」ビジュアルカード

<ファイナル版予告映像掲出のコメント一覧>※五十音順
■宇野維正(映画ジャーナリスト)
2023年最重要作品の一つだ。

■佐渡島庸平(コルク代表)
自分を持て余している中学生たちの感情が、ファンタジーの中でリアルに切なく描かれている。

■数土直志(ジャーナリスト)
この先、何十年も語り継がれることは間違いないだろう。

■SYO(物書き)
つんざくほど狂おしく切実なリビドー。

■土居伸彰(アニメーション評論・批評)
とんでもなさすぎて、まだ震えが止まらない……。

■中川右介(作家、編集者)
新しい世界を提示している。

■松崎健夫(映画評論家)
“抜け出そうとしても抜け出せない日常”に対して、わたしたちは共感する。

■氷川竜介(アニメ特撮研究家)
懐かしくも新鮮な感覚。

『アリスとテレスのまぼろし工場』ファイナル版予告映像

<作品情報>
『アリスとテレスのまぼろし工場』

9月15日(金) 公開

公式サイト:
https://maboroshi.movie