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5時間かけて凶暴な姿に変身『ドラキュラ/デメテル号最期の航海』メイキング特別映像公開

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『ドラキュラ/デメテル号最期の航海』 (C)2023 Universal Studios and Amblin Entertainment. All Rights Reserved.

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公開中の映画『ドラキュラ/デメテル号最期の航海』より、メイキング特別映像が公開された。

全ての「ドラキュラ」モノの原点、ブラム・ストーカーによる名作小説『吸血鬼ドラキュラ』から、最恐と評される“第七章”を初めて映画化した本作。英国へ帰国するためデメテル号に乗り込んだ医師が悪夢に巻き込まれていく、逃げ場のない洋上でのパニックを描く。

公開されたのは、ドラキュラが作り上げられていく工程や撮影のメイキングシーンと共に、スタッフ・キャストのナビゲートでビジュアルへのこだわりやドラキュラ役への想いを明かしていく特別映像。冒頭でアンドレ・ウーヴレダル監督が「野獣的で血を貪る中毒者、それでいて壊れそうに脆い」と語るように、本作ではこれまでドラキュラ作品で描かれてきた上品で魅惑的なイメージを覆す“新解釈”のドラキュラが登場する。

ドラキュラ役に抜擢されたのは、『死霊館 エンフィールド事件』や『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』など数々のホラー映画でスーパーナチュラルなクリーチャーを演じた俳優ハビエル・ボテット。ウーヴレタル監督が「ハビエルは優れたパフォーマーだ。怪物に命が宿る」と太鼓判を押すほどだが、かねてからクラシックモンスターの中でもドラキュラ役をやりたいと思っていたよう。今回のプロジェクトを聞いたときは「神様やらせてください」と祈るほどだったと明かし、悲願が叶った喜びで映像でもとびきりの笑顔を見せている。

ボテットはドラキュラ役の役作りとして髪を剃って丸坊主にし、全身の特殊メイクは『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2』や『THE BATMAN-ザ・バットマン-』などに携わってきたクリーチャーデザイナーのヨーラン・ルンドストルム監修のもと行われた。頭部にはあらかじめシリコンで作られた器具を装着してジグソーパズルのように組み合わせるなど、1ミリ残らず丹念に覆われた姿の完成までにかかった時間は5時間。映像ではボテットが次第にドラキュラへと変貌していくメイクシーンがタイムラプスで映し出され、いかに細部にまで労力をかけて作り上げているかが見てとれる。ボテットは「人間の血を吸うために5時間のメイクは大変だ、価値はある」とその苦労を明かす。

プロデューサーのブラッドリー・フィッシャーと主人公のクレメンス医師を演じたコーリー・ホーキンズも口を揃えて「とても怖い」「マジ恐ろしい」とコメントするように、ボテット演じるドラキュラが長い手足を伸ばし四つん這いで移動する姿や、鋭い歯を剥き出しにしてほほ笑む表情など、CGだけでは実現できない生々しく恐ろしい姿が映し出されている。映像の最後は、嵐の吹き荒れる船上で、ドラキュラがクレメンス医師の首元を掴み、今にも噛みつかれる寸前の危機迫るシーンで締めくくられる。

『ドラキュラ/デメテル号最期の航海』特別映像:ドラキュラメイキング

<作品情報>
『ドラキュラ/デメテル号最期の航海』

公開中

公式サイト:
https://www.universalpictures.jp/micro/dracula-demeter