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「春画先生」内野聖陽が野菜作りにハマり中、北香那は妹と愛犬を偏愛

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「春画先生」完成披露舞台挨拶の様子。左から柄本佑、北香那、内野聖陽、安達祐実、塩田明彦。

映画「春画先生」の完成披露舞台挨拶が本日9月14日に東京・新宿ピカデリーで行われ、キャストの内野聖陽、北香那、柄本佑、安達祐実、監督の塩田明彦が登壇した。

本作は人間の性的な交わりを描き、江戸時代に全盛期を迎えた春画の魅力を説く研究者を主人公にした“偏愛コメディ”。内野が妻に先立たれ研究に没頭する“春画先生”こと芳賀一郎を演じ、彼の弟子・春野弓子に北、「春画大全」の編集者・辻村俊介に柄本、芳賀の亡き妻・伊都の姉である藤村一葉に安達が扮した。

内野は「映画のタイトルに引かれたんじゃないですか?(笑)」と観客に問いかけてから、オファー時を振り返り「怪しげで、エッチな匂いに惹かれてお仕事をお受けしました。2年前に本読みしたり、リハをしたんですが、コロナで延期になって。長い道のりを経て撮影できました。この場に立てて、とてもうれしいです」と喜ぶ。北も「感極まっています。大切な作品です。楽しんでください」と呼びかけた。

内野は「春画先生のキャラにたどり着くまでに何度もテイクを重ねました。撮影初日にようやくこれだ!とつかんで。そこから楽しかったですね」と笑顔を見せる。春画先生がかわいらしさを持ったキャラクターであることに話が及ぶと、柄本は「内野さんとは10代の頃から節目節目で一緒にお仕事をさせていただいているんですが、現場に向かう姿はストイックな反面、普段のお人柄はやわらかな感じで。かわいらしいなと思います」と述べ、北も「カメラが回っていないところで、笑ってくれるたびにうれしくて。1笑顔ゲット!と思ってました」と回想し、会場を和ませた。

ドMという側面もある春画先生。安達が「演じる一葉が春画先生を責める場面があって。内野さんが『もっとやって!』みたいな。え? いいんですか?って」と思い返すと、内野は「自分はSキャラかな?と思っていたんですけど、安達さんに鞭で打たれたときに自分はMなんだなと発見しました(笑)。安達さんには感謝しています」と語った。塩田は「内野さんは見るからにMではないから、そういうキャラにしたというのもあります」と狙いに言及する。

イベント終盤には本作の内容にちなみ、最近偏愛しているものをキャストが語り合う。内野は「最近、野菜を作るのが楽しくて。菜園にナスやパプリカを植えたり。今年の夏はバンバン取れて。取れたての野菜ってみずみずしくてきらきらしているんです。頬ずりしたくなります」とほほえむ。北は10歳下の妹と愛犬、安達はレゴブロックにハマっていると明かし、柄本は「最近ハマっているのはサウナかな。あとは5年ぐらいボクシングを偏愛しています。やたら面白くて」と続く。

最後に内野は「難しいお話ではございません。男性が女性と出会って、そこから繰り広げられる奇抜な物語。観終わったら、性愛に関する気持ちがおおらかになるのではないかと思っています。楽しい映画になっています」とアピールし、イベントの幕を引いた。

「春画先生」は10月13日に全国で公開。

※「春画先生」はR15+指定作品

(c)2023「春画先生」製作委員会