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『激動の時代 幕末明治の絵師たち』10月11日より開催 幕末明治期に個性的な作品を描いた絵師や変革を遂げた画派の作品に着目

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《五百羅漢図》第二十一・二十二幅 狩野一信 嘉永7~文久3年(1854~63) 大本山増上寺 【全期間展示】

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サントリー美術館では、2023年10月11日(水)より、『激動の時代 幕末明治の絵師たち』が開催される。江戸から明治へと移り変わる19世紀、日本絵画の伝統を受け継ぎながら新たな表現に挑戦した絵師や画派の作品を紹介する展覧会だ。

時代のはざまということもあり、幕末明治期の絵画は長い間見過ごされてきたが、江戸から明治へのつながりを重視するようになった近年では、大きな注目を集めている。そうしたなか、まず確認しておきたいのは、幕末の江戸画壇の様相。

この時期江戸画壇において二大流派をなしたのは、室町時代以来の画壇の覇者・狩野派と関東南画の大成者・谷文晁の一門であった。幕末期、すでに狩野派からは、伝統を墨守するだけではない個性的な絵師が生まれていたが、なかでも強いインパクトを放つのが、伝統的な仏画に洋風の陰影法を用いて極彩色の《五百羅漢図》を制作した狩野一信。また谷文晁の門下からは、蛮社の獄で知られる渡辺崋山などを輩出した。

当時の日本は鎖国下であったが、舶載の銅版画や洋書を通して陰影法や遠近法を用いた西洋画の情報は入っており、多くの画家が洋風表現に挑戦した。なかでも葛飾北斎に学び、緻密な銅版画や、独得の洋風表現を持つ肉筆画を描いた安田雷州 などに注目したい。

また浮世絵では、奇想の絵師・歌川国芳を筆頭に歌川派の絵師たちが、さまざまなジャンルで活躍。横浜の西洋風俗を主題にした横浜浮世絵など、新しい浮世絵も数多く手掛けた。

江戸に生き、東京で活躍した画家としては、近代歴史画の祖・菊池容斎、血みどろ絵で知られる月岡芳年、あらゆる画題に挑み海外でも人気を博した河鍋暁斎、光線画で一世を風靡した小林清親らが群を抜いている。いずれも江戸絵画の伝統と新時代の感覚を武器に、御一新という時代の荒波を乗り越えて独自の立ち位置を獲得した絵師たちだ。

同展では、ラーニングプログラムも各種開催。興味のある方は、美術館ホームページで確認を。

<開催情報>
『激動の時代 幕末明治の絵師たち』

会期:2023年10月11日(水)~2023年12月3日(日) ※会期中展示替えあり
会場:サントリー美術館
時間:10:00~18:00、金土および11月2日(木)、22日(水)は20:00まで(入館は閉館の30分前まで)
休館日:火曜(11月28日は18:00まで開館)
料金:一般1,500円、大高1,000円
公式サイト:
https://www.suntory.co.jp/sma/

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