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稲垣吾郎「それぞれ違った感じ方をしていただきたい」 映画『正欲』第36回東京国際映画祭コンペ部門への正式出品が決定

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映画『正欲』 (C)2021 朝井リョウ/新潮社 (C)2023「正欲」製作委員会

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11月10日(金) に公開される映画『正欲』が、第36回東京国際映画祭コンペティション部門に正式出品されることが決定した。

原作は、第34回柴田錬三郎賞を受賞した朝井リョウによる同名小説。家庭環境、性的指向、容姿など“選べない”背景を持つ人たちを同じ地平で描写しながら、人が生きていくための推進力になるのは何なのかというテーマを炙り出していく衝撃的な物語を、原作とは違い、ある種のラブストーリーとして映画化される。

第36回東京国際映画祭は10月23日(月) から11月1日(水) に開催。本映画祭が『正欲』のワールドプレミアとなる。今回の出品決定に際し、主人公の検察官・寺井啓喜役を演じた稲垣吾郎は、「観た後、それぞれ違った感じ方をしていただきたい映画」とコメント。

また、広島のショッピングモールで契約社員として働く桐生夏月役を演じた新垣結衣は「自分が想像しえない世界は確実にあって、そこにいまも生きている人がいる。それがどういうことなのかを常に考えながら撮影した作品」と、あらためて完成した本作への思いを語っている。

併せて本作の新たな場面写真が公開となった。

■稲垣吾郎 コメント全文
観た後、それぞれ違った感じ方をしていただきたい映画になっていると思います。
全てに疑問を持ちながら、純粋な気持ちで演技に向き合うことができました。

■新垣結衣 コメント全文
問われている感覚が、原作を読んだ時から、映画が完成した後もずっとそばにあります。
自分が想像しえない世界は確実にあって、そこにいまも生きている人がいる。
それがどういうことなのかを常に考えながら撮影した作品でした。

■磯村勇斗 コメント全文
観終わった後、温かい気持ちになり、自分を大切にしようと思いました。
この『正欲』を通して、我々と観て下さった方が“何か”を共有し育み、互いに勇気を持って、一歩でも半歩でも自分の人生を進めていけるようなれたら嬉しいです。

■佐藤寛太 コメント全文
善く生きるということ。人と共存するということ。人生の意義を考えること。
暮らしのなかでは保留することができる答えのない問いが、映画という実態を伴って眼の前に現れました。
僕はこの作品を引きずって大人になっていこうと思います。

■東野絢香 コメント全文
完成された『正欲』は、人間の命がとても美しく描かれた映画でした。
上手に息が吸えない私たちに、今を生きるための酸素を送り届けてくれる作品です。
この映画が、少しでも多くの方に届く事を、心から願っております。

<作品情報>
映画『正欲』

11月10日(金) 公開

(C)2021 朝井リョウ/新潮社 (C)2023「正欲」製作委員会

関連リンク

公式サイト:
https://bitters.co.jp/seiyoku

X:
https://twitter.com/seiyoku_movie

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