主題歌は福山雅治、福原遥×水上恒司のダブル主演映画「あの花」予告編が解禁
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「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」ポスタービジュアル
福原遥と水上恒司がダブル主演を務めた映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」の本予告映像が、YouTubeで解禁。あわせて、同作の主題歌が福山雅治の書き下ろし楽曲「想望(そうぼう)」に決定したとわかった。
汐見夏衛の小説を成田洋一が映画化した本作では、戦時中の日本にタイムスリップした現代の女子高校生・加納百合と、特攻隊員・佐久間彰の恋模様が描かれる。福原が百合、水上が彰に扮し、伊藤健太郎、嶋崎斗亜(Lil かんさい / 関西ジャニーズJr.)、上川周作、小野塚勇人(劇団EXILE)、出口夏希、坪倉由幸(我が家)、津田寛治、天寿光希、中嶋朋子、松坂慶子も出演した。
予告編には、百合が何度も自分を助けてくれる彰に惹かれ、初めての恋をする姿が収められた。戦争の激化によって2人の日々に変化が訪れる様子や、彰が出撃の時を迎えるシーンも映し出されていく。
「想望」は、福山が登場人物に思いを馳せながら書いたバラード曲。福山は「『いま、日々を生きていることの幸せ』を歌で描きたいと思いました。毎日帰るべき場所へ帰れることの幸せを」と思いをつづる。同楽曲を聴いた福原は「感動して胸がぎゅっとなりました」「この曲を聞きながら撮影をしたかったです」と、水上は「『想望』をきっかけに、多くの方にこの映画をご覧いただき、作品に込めた思いが伝わることを願っています」とコメントした。
「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」は12月8日より全国ロードショー。ムビチケは9月29日に発売される。
※嶋崎斗亜の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
福山雅治 コメント
福原さん水上さんたち二十代の俳優をはじめとする出演者全員が表現する1945年の夏。
あの日々に想いを馳せた誠実なお芝居に胸を打たれました。
本作は、運命がもたらす喜びと苦しみを教えてくれています。
時代という抗えない濁流の中に飲み込まれる一滴の水のように出会った百合と彰の運命。
人々の日常を破壊する戦争という行為が、何度も繰り返されてきた時代の果てである現在。
その2023年に産み落とされた今作に寄せて「いま、日々を生きていることの幸せ」を歌で描きたいと思いました。
毎日帰るべき場所へ帰れることの幸せを。
世代や時代を超えて、この映画が多くの人に触れてもらえることを願います。
汐見夏衛(原作者)コメント
物語は百合たち送り出す側の目線で語られますが、「想望」は彰たち送り出される側の目線で歌われていて、聴くほどに旅立つ彼らの思いが胸に迫り苦しいほどでした。最後には、何の屈託もなく空を綺麗だと思えることの尊さ、何の疑いもなく明日を信じられる幸せを感じると共に、
それは決して手離してはいけない、大切に守らなければあっけなく壊れてしまうものなのだというメッセージが胸に響きました。今だからこそ全ての人に聴いてほしい楽曲です。
成田洋一(監督)コメント
初めて楽曲を聞いた時に感極まったのと同時に驚きもありました。この映画の本質を見抜いていただいてたからです。
戦争の悲惨さはなにか。それは、夢や希望を打ち砕くだけでなく、それ以上に「なんでもない日常」を奪い去ることなのです。
西麻美(プロデューサー)コメント
この映画は戦争というどうしようもない出来事によって引き裂かれてしまう、男女ふたりの切ないラブストーリーです。戦争、平和ということに想いのある方にぜひ主題歌をと思ったとき、福山さんしか浮かびませんでした。ご快諾頂き初めて「想望」を聴いたとき、百合と彰のことだけでなく、
当時を生きた全ての人の想いがこもっているような気がしました。それ程素晴らしい楽曲を主題歌に迎えられたこと、ただただ光栄です。皆様、映画だけでなく、主題歌も是非楽しみになさってください。
福原遥 コメント
「想望」を初めて聞かせていただいた時、感動して胸がぎゅっとなりました。
百合や彰、特攻隊の皆の気持ちが繊細に描かれていて、この作品を通して伝えたいことが全て詰まっているような気がします。この曲を聞きながら撮影をしたかったです。
本当に素敵な曲をありがとうございました。
水上恒司 コメント
まさか福山さんが曲を書いてくださるとは思ってもいませんでした。
初めて聞かせていただいた時、撮影当時のことを一気に思い出しました。僕が演じた彰という役は20歳の特攻隊員です。大人びているとはいえ、特攻に行くことに怖さもあったのではないかと思います。百合と出会い、惹かれ、少しずつ気持ちが変わっていく彰の心情…その全てがこの曲に描かれているような気がしました。「想望」をきっかけに、多くの方にこの映画をご覧いただき、作品に込めた思いが伝わることを願っています。
(c)2023「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」製作委員会