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応援サポーター・稲村亜美に聞く『ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント2023』の魅力

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55回目を数える『ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント』まで、いよいよ1か月を切った。

戦いの舞台となる兵庫県の三甲ゴルフ倶楽部ジャパンコースは、昨年の『日本オープン』をはじめ数々のプロゴルフトーナメントが開催された国内屈指の名門コースとして知られる。帝王ジャック・ニクラウスによって設計された戦略性に富んだ18ホールに賞金ランキングトップを走る金谷拓実や前年覇者の今平周吾、昨年アマチュアで『日本オープン』を制した蝉川泰果、すでにプロ16年目を数える石川遼、昨季賞金ランキング4位に付けたACN契約プロの堀川未来夢など国内トッププロがどのように挑むのか。

今回、群雄割拠の『ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント』をより楽しむために応援サポーター・稲村亜美に男子ツアーの魅力、醍醐味を聞いた。

男子ツアーは超大作映画を見ているような感覚

――稲村さんは野球のイメージが強いですが、ゴルフ歴も結構長いですよね。

「はい、ゴルフ番組のアシストタントを務めたのをキッカケにゴルフ歴は8年になります。ベストスコアはレディースティーで93、当たれば250ヤードです」

――ゴルフとの出会いは決していいものではなかったのですよね。

「近所のおじさんに高校一年の時に『野球を辞めたのならゴルフをやってみる?』と打ちっぱなしに連れて行ってもらったのが最初です。そこでレッスンプロに教えてもらったのですが、全然当たらなくて……。まだ子どもだったので、ゴルフの面白さはわからなかったのですが、大人になって再びゴルフに触れた時に“できない楽しさ”が理解できるようになったので、良かったです」

――“できない楽しさ”ですか。

「はい。ゴルフ番組のアシスタントに就任することが決まりましたので、再びゴルフをはじめました。最初はうまく当たらないことが多くて『やっぱり私にゴルフは合わないのかな』とも思いましたが、1回・2回・3回と続けていくうちに打感がすごくいいと気付きました。そこから一気にハマりましたね。『私、ゴルフをがんばれそう』と思いました。打ちっぱなし1回だけで諦めてしまった高校生の自分がもったいないですね。もう少し粘り強さがほしかったです(笑)。

どんなスポーツでも1回目からうまくいかないのは当たり前なのに、高校生の私にはわからなかった。大人になってゴルフに挑戦して私でもできそうと思えるようになったので、それからは楽しいですし、やればやるほど目に見えてステップアップしていくのがわかったのでうれしいですね。とにかく楽しい」

――ゴルフをプレーする楽しみを知った稲村さんから見た男子ツアーの魅力は何でしょうか。

「男子プロはとにかくパワフルです。『ラフからそんなショットが出るの』『グリーンでそこに止まるの』って、すごすぎます。男子はパワフルで、見ていて楽しい。私もテレビやネット観戦でいつも『おおーっ!』と叫んでいます(笑)。私がプレーしているゴルフと男子ツアーでは違うスポーツかと思うほど攻め方も違います。それこそ超大作映画を見ているような感覚ですね。男子ツアーはスケールが大きいので、見ていてワクワクします」

――現地観戦の良さとテレビ観戦の良さを教えてください。

「現地でドライバーショットを見ると、大げさではなく、初速が速すぎてどこへ飛んでいったのかと見えないです。単純に『そんなにボールが高く上がるのだ~』とも思います。あと男子プロの打音はすごすぎです。テレビで見ていても感じますが、生で聞く音はまた『格別だな~』と思います。生観戦はワクワク度が増すので、絶対体験してほしいですね。

テレビはとにかく見やすいです。いろんな注目選手が出ているので、トーナメントの流れを掴むのにテレビはいいですよね。生観戦は臨場感であったり、男子プロのすごさを実感できますし、テレビ観戦はゴルフに興味がない人でも『こんな球を打てるの?』と感動すると思うので、テレビ観戦と生観戦、それぞれに良さがあると思います」

――生観戦する場合、特定の選手を追う方ですか? それとも特定のホールで待つ方ですか?

「いろんな選手を見たいので、ひとりを追いかけないですね。決まったホールで待っていて、いろんな選手を見ている感じです。それでティーとグリーンを往復します。やっぱりドライバーは男子プロの醍醐味ですし、パターの技術も見たいです。両方ですよね。打つルーティンを見るのも好き。ルーティンに選手の個性が出るので」

ハイレベルな戦いになることは間違いない

――今回『ACNチャンピオンゴルフトーナメント』が行われる三甲ゴルフ倶楽部ジャパンコースでは633ヤードのホールも登場するそうです。

「えっ、633ヤードですか? すごい……心が折れますね。意地悪なホールだな(笑)。でも、そこは男子プロですから、300飛ばす選手もいるので、どう攻略するのか、楽しみですね」

――しかも三甲ゴルフ倶楽部は戦略性に富んだコースです。

「はい。より正確性が求められ、より飛ばすことも求められるのですね。男子プロが持っている技術がすべてが試されるタフなコースなので、見る側としては楽しみですね」

――昨年の『日本オープン』では蝉川選手がこの三甲ゴルフ倶楽部を攻略しました。

「22歳。大学卒業したばかりですよね。今年はこの年代の若手が一気に来ているので、楽しみですよね。蝉川選手をはじめ、若手の活躍が増えれば増えるほど、話題も増えるので人気が増すだろうなと楽しみにしています。でも石川遼さんもまだ31歳ですよね(9月17日に32歳)。ずっと第一線で活躍されているから大ベテランみたいな印象がありますが、まだまだ中堅、がんばってほしいですね」

――石川選手や堀川選手とはプロアマ戦を一緒に回ったことがあるとか。

「はい。プロアマ戦でお会いした選手はみなさんやさしいので、ファンになってしまいます。素敵な人柄の方ばかりなので、応援したくなりますね。プロアマは性格が出ますし、こちら側を楽しませようとしてくれます。ゴルフはマナーが大事なスポーツなので、気持ちいいですね。一緒に回っていて幸せな時間でした」

――『ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント』ではどのような戦いを期待していますか。

「ハイレベルな戦いになるのは間違いないので、蝉川選手などのニュースターを見たい気持ちがありますし、石川選手や今平選手、堀川選手ら注目選手ががんばってくれるとうれしいなという気持ちもあります。トーナメントはプロアマとは表情が違います。表情、目が違います。『ここは狙いにいっている』とかわかるので、勝負に出た瞬間、勝負師の顔に変わる瞬間も楽しみにしています」

――最後にビギナーの方に『ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント』生観戦の楽しみ方を教えてください。

「まずはマナーを守っていただいて。ルールがわからなくても、規格外にドライバーがすごいので、現地でドライバーの打感とか打音とかスイングがすごいので、見たら一気にファンになると思います。ぜひ現地で楽しんでほしいですね。まだ紅葉には早いですけど、気候的にゴルフ観戦に最適な季節ですよね。自然の中、『ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント』を満喫してほしいですね」

10月5日(木)~8日(日)・三甲ゴルフ倶楽部ジャパンコースにて開催される『ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント2023』のチケットは発売中。10月7日(土)・8日(日)はカンテレ・フジテレビ系全国ネット。

取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)

■チケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2329034

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