被災から12年後の物語を紡ぐ、中村守里主演「海鳴りがきこえる」予告編が公開
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「海鳴りがきこえる」場面写真
「アルプススタンドのはしの方」の中村守里が主演を務めた映画「海鳴りがきこえる」の場面写真13点が到着。あわせて予告編がYouTubeで公開された。
本作は、東日本大震災で家族が離散した過去を持つ女性・理子奈を主人公に据えたヒューマンドラマ。震災から12年経ち、子育てに追われる毎日を過ごす理子奈は、理想的な家族を作ることに執着している。夫・知久とは噛み合わない日々が続く中、父親のように慕い師事していた写真家・浩志が、難民取材のため緊迫した情勢のベラルーシへ。父親を失うような気持ちになった理子奈は、夫の浮気を知ってしまう。理子奈役の中村、知久役の内村遥のほか、指出瑞貴、川瀬陽太、木村知貴、小林なるみ、満園雄太、tamico.、橋口湊らがキャストに名を連ねた。
予告編では、過去の悲しみを抱える理子奈とすれ違う夫の確執、疎遠となった故郷の母親への怒りとわだかまりが映し出される。理子奈が夢でうなされる、がれきの街並みは、本作の監督・岩崎孝正が被災地となった故郷を撮影した当時の映像が使用されている。
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