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安藤サクラと山田涼介の次作は「BAD LANDS」前日譚?「13歳に見えるなら」

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ナタリー

左から安藤サクラ、山田涼介。

映画「BAD LANDS バッド・ランズ」の初日舞台挨拶が本日9月29日に東京・TOHOシネマズ 日比谷で行われ、キャストの安藤サクラ、山田涼介(Hey! Say! JUMP)、宇崎竜童、生瀬勝久、吉原光夫、サリngROCK、監督の原田眞人が登壇した。

本作は特殊詐欺に加担する姉弟が、思いがけず“億を超える大金”を手にしたことでさまざまな巨悪に追われるクライムサスペンス。姉の橋岡煉梨(ネリ)を安藤、弟の矢代穣(ジョー)を山田が演じた。安藤は公開日を迎え「撮影からは2年ぐらい経ってますけど、ずっと自分の心の中にいたネリやジョーがこれからは皆様の頭の中にも生き続けてくれるのかなと思って、ワクワクしています」と感慨深げに語った。

映画の反響を問われた山田は、「番組のスタッフさんから『本当に面白かった! お世辞抜きでいい映画だったね。あと、いいケツしてたね』と言われました」とはにかむ。生瀬は「自分の気になる映画評論家が褒めてくれていたのがうれしかった」と報告しつつ、「僕は(完成した作品を)試写で観たんですが『かっこいい』の一言に尽きました。ハッピーになる映画ではないけど、いろんなものが残る映画だと思う」と自身の感想も述べた。

吉原は、大阪で試写を観た友人から連絡があったと言い「『山田くんが山田くんじゃなかった』というLINEをもらいました。山田くんって兄弟いる?って聞かれたぐらい。いつもはさわやかな人が、ダークに映っていたから(同じ人間だと)信じられなかったのかな?と」と分析する。サリngROCKは、「舞台挨拶などがネットで記事になっているのを見て、高校時代の友達から連絡が来ました。エゴサしていると全然知らない土地の方が私の名前をつぶやいてくれていたりして、『すごいところに来たんじゃないか……!』と思っています」と吐露していた。

撮影時に話が及ぶと、宇崎は「この映画ではまだらぼけ(の役)なので、監督から『もしセリフが出てこなくても、詰まっても待ってるから。止めないでね』と言われていたのに、何度も撮影を止めてしまって反省。トランプを切りながらセリフを言うこともあって……2つ同時にできない体質なので」と話す。生瀬が「ギター弾きながら歌うじゃないですか!」とすかさずツッコむと、宇崎は「ギターは体の一部なんで」と返し、安藤は「かっこいい!」と笑顔で反応していた。また、キャスト陣は原田について“その場で生まれたものを大切にする監督”と口をそろえ、安藤は「リアルに物を落としたシーン(が採用された)」、山田は「敵に投げた鞄が思いっきりネリ姉に当たっちゃったのが使われていた。日々『今日は何が生まれるんだろう』と楽しみでした」とそれぞれ印象的なエピソードを披露した。

MCから「また共演するならどんな役を演じたい?」と質問が飛ぶと、安藤は「あまりにも(山田が)ジョーだから、私の中でまだ更新したくない気持ちがある」と素直な思いを口にする。すると原田が「この作品の前日譚をやろうか! 15歳と13歳を演じてもらって」と提案。安藤は「嫌です!」と声を張り、山田は「えっと……13歳に見えるならがんばりますよ」と恐る恐る答えていた。原田は「この2人とはこれからもずっとお付き合いしたい。今ぱっと思い浮かぶのは、忍者ものの時代劇」と今後の展望についてもコメントした。

最後に安藤は「この映画は特に劇場で観られたらラッキーな作品。心や感覚に残ってしまう映画なんじゃないかと思っています。また劇場でお会いできることを楽しみにしています!」と呼びかけ、イベントの幕を引いた。

「BAD LANDS バッド・ランズ」は全国で公開中。

(c)2023『BAD LANDS』製作委員会