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「OUT」JO1金城碧海や水上恒司が尻相撲対決、乃木坂46与田祐希は差し入れで元気付ける

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映画「OUT」完成披露上映会の様子。

映画「OUT」の完成披露上映会が本日10月1日に東京・新宿ピカデリーで行われ、キャストの倉悠貴、醍醐虎汰朗、与田祐希(乃木坂46)、水上恒司、與那城奨(JO1)、大平祥生(JO1)、金城碧海(JO1)、監督の品川ヒロシが登壇した。

本作は品川の自伝的小説「ドロップ」に登場し、“狛江の狂犬”として恐れられた伝説の不良・井口達也の後日譚。倉が達也、醍醐が暴走族・斬人(キリヒト)の総長・丹沢敦司、水上が副総長の安倍要に扮し、ヒロイン・皆川千紘役で与田、斬人のメンバー役で與那城、大平、金城が出演した。

役を演じるにあたり心掛けたことを聞かれた倉は「普段とは全然違う雰囲気の役だったので、強く見えるように意識しました。強く見えていたらうれしいです」とコメント。醍醐は「だいぶネジを外さないといけない役だったので、できる限りネジを外してがんばりました!」、与田は「(舞台裏で)役との共通点について聞かれたのですが、『なんですかね?』と悩んでいたら、怖いもの知らずなところと……。でも私、ヤンキー怖いので(笑)。共通点は女性というところくらいです」、水上は「声を枯らしながらがんばりました」と続けた。

また與那城は「髪型にこだわりました」と役作りを振り返り、大平は「役に入る期間はずっと眉間にシワを寄せてました」とはにかむ。金城は「苦い食べ物をいっぱい食べてました。渋い感じになろうと思って」と述べた。品川は、舞台上のキャスト陣を見渡しながら「ヤンキーを通ってない子たちなので、僕らの時代のヤンキーにしてしまうと古臭くなっちゃう。みんなのストイックさやギラギラしたものを、役を通して引き出せたらと思いながら撮影していました」と話した。

アクションの多い本作の撮影にあたり、倉・醍醐・水上・品川、與那城・大平・金城はそれぞれジムでトレーニングをしていたという。倉は「拳が腫れたり、最後は本当に疲れちゃって……」と満身創痍で撮影に臨んだことを明かす。醍醐は「みんなと違ってアクロバティックな動きが多かったので、バク転を覚えました」と回想。水上は「(醍醐は)30分でバク転ができるようになったんだぞ!」「JO1できるか!?」と自分のことのように自慢げに話し、笑いを誘った。

與那城は「それぞれ戦闘スタイルや武器が違ったので、アクション練習がすごく大変だった。碧海はもともと動けるんですけど、僕と祥生はアクション初めてだったので、がんばってやりました」と述べる。大平は「(與那城・金城と)一緒にやっているとき、僕の動きが素人すぎて」と、自主的に1人でも練習していたことを明かし、ストイックな一面をのぞかせる。

一方で与田は「どうかみんな無事でいてくれ、けがしないでくれと思いながら見守っていました」と撮影を振り返り、「アクションを見ているとやってみたくなりました。何もできないのがもどかしい」と述懐する。品川は「とにかく与田ちゃんの差し入れがすごかった! 現場に来るたびに差し入れしてくれる。それも温かいものから何から」と告白。与田は「せめてもの気持ちです! 現場に行くたびに皆さんがどんどん弱っていたので、元気をつけてもらわないとと思って」と照れ笑いを浮かべた。

イベントでは本作にちなみ、舞台上で尻相撲対決が行われた。与田と品川が見守る中、倉と與那城、醍醐と水上、大平と金城が対決。その勝者である與那城、水上、金城が決勝戦に挑んだ。見事勝利した金城は、豪華景品を手に「めちゃくちゃうれしいです! 本当にたくさんの人に観てもらいたいです。僕たちもこれからのPRがんばります!」とアピールした。

「OUT」は、11月17日より全国でロードショー。

(c)2023『OUT』製作委員会