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ピン芸人×6歳の少女の奇妙な旅、松本卓也の監督作「あっちこっち じゃあにー」公開

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「あっちこっち じゃあにー」キービジュアル

映像制作チーム・シネマ健康会の松本卓也の監督作「あっちこっち じゃあにー」が、東京・K's cinemaにて11月4日から17日まで期間限定公開。特報、キービジュアル、場面写真が解禁された。

本作は、お笑いコンビを解散してピン芸人となった末松と、彼の動画配信を手伝う6歳の女の子・加奈の奇妙な2人旅をつづるロードムービー。松本自ら末松を演じ、6歳の新人・ゆずが加奈に扮している。ネパール人のディネス・サプコタ、韓国人のハン・ギュヒ、岡田深、榎本桜らも出演。映画はキャンピングカーに乗り、東京・群馬・新潟・山形を移動しながら撮影された。

実際にお笑いコンビの解散を経験したのち、独学で映像制作の道に進んだ経歴を持つ松本。本作について「ガラにもなく、誰もが考える永遠のテーマ、生き死にについて考えました。そして旅に出たくなりました。そういえば、キャンピングカーで旅する事が、小学生だった僕の夢でした。そんな事をぐるぐる、あっちこっち思いを馳せている間に生まれたのが本作です」と語っている。

YouTubeで公開された映像には、加奈から「なんで人は自分から死んじゃいけないの?」という疑問をぶつけられた末松が、何も答えられずにパンをかじるシーンなどを収録。キービジュアルには別方向を指さして並ぶ末松と加奈の姿が収められ、場面写真にはフリップを使って話す末松を加奈がスマホで撮影する様子などが切り取られた。

「あっちこっち じゃあにー」はK's cinemaでの上映期間中、松本やキャストによるトークイベントを開催。今後、全国での順次公開も予定している。

松本卓也 コメント

ガラにもなく、誰もが考える永遠のテーマ、生き死にについて考えました。
そして旅に出たくなりました。
そういえば、キャンピングカーで旅する事が、小学生だった僕の夢でした。
そんな事をぐるぐる、あっちこっち思いを馳せている間に生まれたのが本作です。
映画で初めてキャンピングカーを目の当たりにした時、乗った時、寝転んで窓から景色を眺めた時ー
生き死にのことは忘れて、心から喜んでいたと思います。
子どもから大人までこの映画を楽しんで、人によってはふと何かを考えるきっかけになったり、
旅に出たくなったりしてもらえたら嬉しいです。

(c)シネマ健康会