「下剋上球児」野球シーンの一部をアニメで表現、石浜真史とCloverWorksが制作
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日曜劇場「下剋上球児」のアニメーションシーンより。(c)TBS
TBS系の日曜劇場「下剋上球児」にて野球シーンの一部がアニメーションで制作されることが明らかに。「進撃の巨人」など数々のヒット作に携わってきたアニメーターで演出家の石浜真史が手がけ、「SPY×FAMILY」「ぼっち・ざ・ろっく!」で知られるCloverWorksが制作する。
本作は、高校野球を通して、現代社会の教育や家族が抱える問題、そしてさまざまな愛を描く物語。主演の鈴木亮平が幽霊部員だらけの弱小野球部の顧問となる主人公・南雲脩司を演じる。脚本は「最愛」の奥寺佐渡子が担当し、演出には塚原あゆ子、山室大輔、濱野大輝が名を連ねた。
甲子園出場者や野球強豪校出身者も参加したオーディションで、球児を演じるキャストを選んだ「下剋上球児」。彼らによる本格的な野球シーンをさらに迫力あるものにするため、一部をアニメーションで制作する。チーフ監督である塚原のたっての希望で、実写では撮れない、アニメーションにしかできない表現に挑戦することが決まったという。なおCloverWorksには、野球が題材のゲーム「実況パワフルプロ野球」のWebアニメを制作した実績もある。
石浜は「塚原監督の『アニメでしか表現できないエモさ』というワードに感動して是非にとお受けしました。最近、自分の映像制作の頂点にあるテーマが『エモさ』と気づいたばかりだったのでやりがいは凄まじいのですが、初めての経験なので監督の手腕に頼りっきりです。頑張りますので新しい野球の見え方に期待してください」と語っている。
「下剋上球児」は10月15日にスタート。毎週日曜21時から放送される。
日曜劇場「下剋上球児」
TBS系 2023年10月15日(日)スタート 毎週日曜 21:00~21:54
※初回は25分拡大