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浅倉大介、ヤマハ新製品発表会でアナログシンセの楽しさ熱弁

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「MONTAGE M7」を弾く浅倉大介。

浅倉大介が本日10月10日に東京・GRIT at Shibuyaで行われたヤマハの新製品発表会に登壇した。

このたび発表されたのはヤマハのシンセサイザー「MONTAGE」の後継シリーズとなる「MONTAGE M」。61鍵モデルの「MONTAGE M6」、76鍵モデルの「MONTAGE M7」、88鍵モデルの「MONTAGE M8x」が10月20日に発売される。

新製品には太く温かいアナログサウンド「AN-X音源」、個性的なデジタルサウンド「FM-X音源」リアルなアコースティックサウンド「AWM2音源」、そしてそれらを複合的にコントロールする機能「Motion Control」を搭載。「MONTAGE M6」と「MONTAGE M7」にはチャンネルアフタータッチに対応した鍵盤「FSX鍵盤」、「MONTAGE M8x」にはポリフォニックアフタータッチに対応した鍵盤「GEX鍵盤」が採用される。

発表会冒頭には株式会社ヤマハミュージックジャパンの社員が登場。田坂貴史氏は昨今のシンセサイザー需要について「テクノやシティポップのブーム再燃によって、シンセサイザーサウンドに触れる機会はどんどん増えてきている」と説明し、梅津昇陛氏が「MONTAGE M」シリーズの特徴を解説した。

続いて浅倉がステージに姿を現し「『MONTAGE』は行くところまで行っちゃったなっていう究極の形だったんですけど、今回の『MONTAGE M』ではつまみが増えて、往年の“つまみをたくさん回しましょう”というアナログシンセの考え方が『MONTAGE』にドッキングされています。やっぱりアナログシンセの楽しさってあるじゃないですか。つまみをいじっていたら音が気持ちよくなっていったみたいな」とコメント。実際に「MONTAGE M」を使用しながら、単音にアルペジエーターやディレイなどを加えていき、音作りの過程を披露した。

さらに浅倉は「MONTAGE M」のパラメータ「VCOドリフト」「エイジング」に言及し、最新の機械でありながら往年の名機同様の温かみを再現できる点を評価。「MONTAGE M8x」のポリフォニックアフタータッチについては「鍵盤1つひとつに圧のセンサーが付いているので、新しい表現ができる」と語った。

発表会終盤には浅倉によるデモ演奏がスタート。「MONTAGE M」に搭載された多種多様な音が組み合わさり、約6分半の間、アグレッシブなサウンドが会場に響き渡った。