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「止められるか、俺たちを」の続編が来年3月に公開 井浦新、東出昌大、芋生悠ら出演

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「青春ジャック ~止められるか、俺たちを2~」メインビジュアル

映画「止められるか、俺たちを」の続編「青春ジャック ~止められるか、俺たちを2~」が、2024年3月15日より東京・テアトル新宿ほか全国で順次公開される。

若松孝二が代表を務めていた若松プロダクションの黎明期を描いた前作「止められるか、俺たちを」。若松が愛知・名古屋に作ったミニシアターを舞台とする続編では、映画と映画館に吸い寄せられた若者たちの群像劇が展開される。前作に続いて井浦新が若松を演じたほか、木全純治役で東出昌大、金本法子役で芋生悠、井上淳一役で杉田雷麟が出演。コムアイ、有森也実、田中要次、田口トモロヲ、門脇麦、田中麗奈、竹中直人もキャストに名を連ねた。

監督を務めたのは前作の脚本を手がけた井上淳一。彼は「この映画はシネマスコーレという場に引き寄せられた、映画に人生をジャックされた人たちの青春群像劇だ。この映画は僕の物語であると同時に、あなたの物語でもある。届け」とコメントしている。

井上淳一(脚本・監督)コメント

名古屋での浪人時代、僕は映画を観に行ったシネマスコーレで若松孝二さんに出会い、弟子入りを志願し、大学入学と同時に若松プロで助監督をやるようになった。が、まったく使いものにならなかった。
一作目の吉積めぐみ(門脇麦)は志半ばで死んでいく。しかし、僕はどんなに才能がなくても、映画にしがみついて生きてきた。二作目は、生き続ける話にしたい。そう思って、恥を忍んで、自分を書いた。
新藤兼人はこう言っている。「人は誰でも一生に一度だけ傑作を書くことができる。それは自分自身を書くことだ」と。自分を書いて、傑作とは言わないまでも、今なお厳しい経営が続くミニシアターの一助足る映画になっているか。なっていて欲しい。この映画はシネマスコーレという場に引き寄せられた、映画に人生をジャックされた人たちの青春群像劇だ。この映画は僕の物語であると同時に、あなたの物語でもある。届け。

(c)若松プロダクション