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舞台は大阪、映画館でのボーイミーツガール描いた「夜のまにまに」公開決定

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「夜のまにまに」ポスタービジュアル

「凪の憂鬱」で知られる磯部鉄平が監督・脚本・編集を担う新作映画「夜のまにまに」が2024年春以降に劇場公開されることが明らかに。「仮面ライダーガッチャード」に加治木涼役で出演中の加部亜門と「猫は逃げた」の山本奈衣瑠がダブル主演を務める。

本作は大阪を舞台に、真面目だがどこか物憂げなフリーター・新平と、自由で行動的な佳純が織りなすラブストーリー。映画館で出会って意気投合し、夜の街で一緒に過ごした新平と佳純。しばらくして新平のアルバイト先のカフェで佳純が働き始める。再会に驚く新平だったが、佳純から「彼氏の浮気調査を手伝ってほしい」と頼まれ、探偵のまねごとをする羽目に。新平は強引な佳純に振り回されながらも、少しずつ惹かれていく。

加部が新平、山本が佳純を演じたほか、黒住尚生、永瀬未留、辻凪子、岬ミレホ、木原勝利、日永貴子、川本三吉、時光陸、大宅聖菜、辰寿広美、緒方ちかが出演。「予定は未定」など磯部と多数の作品でタッグを組む永井和男が脚本を手がけた。音楽はkafuka(江島和臣)が担当。加部、山本、磯部によるコメントは下記の通り。

「夜のまにまに」は東京からの全国順次公開を予定。2023年冬に特別先行上映が行われる。

加部亜門 コメント

その瞬間を忘れる前に走り出さなければいけない時がある。
自分が新たな場所に足を着けた時、自分の中に居るもう一人の自分は何と言うのだろうか。
新平にとっての大人とはなんだろうか。
出会いも別れもまた逢う時も、ゆっくりと流れる車窓のように、人生という一つの帯の中では等しく大切で暖かいのだろう。
左手にマニキュアを塗るようにいとも簡単に愛を伝えられたら、
そう思う夜も悪くないだろう。

山本奈衣瑠 コメント

悲しい事があった時、面白い事があった時、誰かに言いたい聞いてほしい。
一人ではどうにも出来ない、他人からしたら小さな出来事。
何かとの関わりを無理やり手で掴みながら自分なりの正解を探していく、可愛らしくて不器用な人間達の色んな夜。
私は、笑えるけど誠実で自由な佳純を演じました。
夜、一人で考え事をしたり思い出し笑いしたりして歩いたどこかの帰り道の様な映画です。
是非見て下さい!^^

磯部鉄平 コメント

上手くいったことや失敗したこと。笑ったことや悲しかったこと。
夜、もう1人の自分と会話しながら歩く。
いつの間にか声が出てて、怪しいけど。
「コーンフレーク」と「凪の憂鬱」。これまでの2本の映画を観てくれて、一緒にやろうと言ってくれたスタッフの皆さん。
そして新しく出会った素敵な俳優さんたちと、新しい映画をつくりました。

(c)belly roll film