しずる村上が映画「あみはおばけ」で小橋めぐみと夫婦役、グランジ五明も出演
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「あみはおばけ」のワンシーン。
12月15日(金)に全国公開される映画「あみはおばけ」に、しずる村上が出演することがわかった。
今野恭成が監督を務める「あみはおばけ」は、筐型の機器を通して交流する母・三香子と娘・阿美の奇妙な物語。機器の液晶に画面に映る三香子は1年前にこの世を去っているが、あたかも現実に存在しているように娘や夫に語りかける。
三香子を演じるのは、16年ぶりの長編映画主演となる小橋めぐみ。娘を浅田芭路、夫をしずる村上が演じる。このほかのキャストにはグランジ五明、照井野々花、加藤櫻華、渡辺早織も名を連ねた。
今野恭成 コメント
仮想現実の技術が進んだ近い未来、さまざまな理由で子供を欲している男女が、その空間内で子育てを始めることは想像に容易いでしょう。あくまでも仮想でしかない現実は、夢や妄想、記憶など眉唾な類の代物であり、肉親であるはずの子どもとの間には、煩わしい障害がつきまとうはずです。その障害を考えることが今回のテーマでした。一方で、その障害さえ乗り越えれば、決して手が届かない類のものに触れることができるのではないかという希望も抱きつつ、撮影に取り組みました。その結論が、そのまま最後のカットになっています。