中国ドラマをよろしく、「三番目の花婿」ライリー・ワンが時代劇と現代劇の違い語る
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ライリー・ワン(王以綸)
中国ドラマ「三番目の花婿~Choice Husband~」の配信とDVDリリースを記念して、ライリー・ワン(王以綸)のインタビューコメントが到着した。
本作は“バツ2”のヒロインと2人の元夫が繰り広げる騒動を描く時代劇。零州一の豪商の娘・沈妙(しんみょう)にチャン・シュエイン、公主の婿になりたくないという理由で沈妙と契約結婚した1人目の夫・裴衍禎(はいえんてい)にシン・ジャオリン(邢昭林)が扮した。
プロの声優が吹き替えることもある中国ドラマ。自身の声で茶目っ気たっぷりな2人目の夫・宋席遠(そうせきえん)を演じたライリー・ワンは「プロの声優さんは滑舌がはっきりしていて、書かれたセリフとキャラクターのあるべき声音と情緒を高度に結び付けることができます。そのためクランクアップ後、制作側から宋席遠のアフレコをやってくれないかとお願いされたときには、不安で心がいっぱいになりました。私はこれまで一度も専門的なトレーニングを受けたことがないし、自分でアフレコをして、そのほかのキャラクターをプロの声優さんが吹き替えるとなると、不自然に聞こえるのではないかと思ったからです」と述べ、「でも、プロデューサーさんが『お願いしたのはあなたを信じているから。考えすぎないで大丈夫』とおっしゃってくれたのが自分にとって大きな自信となりました。こうして自分の声で演じたものが配信となりましたが、結果的に宋席遠というキャラクターがリアルなものになっていたらうれしいです」と語る。
「宋席遠が裴衍禎と真っ向から対立する争いも、宋席遠が沈妙を利用していたのが本気で好きになっていく変化も、どの過程も1人ひとりのキャラクターのテンションが感じられると思います」と話すライリー・ワンは、「私がもっとも好きなくだりはみんなが白馬寺を去ったあとに、沈妙の気を引こうとして宋席遠が裴衍禎と争いを繰り広げるところです。こうした2人のバトルがドラマを盛り上げコミカルにしていると思います」と分析。そして「これまで時代劇も現代劇も演じてきましたが、それぞれの演技体験にははっきりと違いがあります。現代劇のストーリーは私たちの生活により近いものがあり、演技のリズムやリアクションも日常に近いものがあります。一方、時代劇は特殊な衣装やメイクが基本としてあり、極めて強い信念を示す演技が求められます。私自身はどんな形式のドラマでもOKです、NGはありません。演技の道で常に進歩を続け、皆さんによりよい作品をお届けしたいと思っています」と意気込む。
最後にライリー・ワンは「最高のものを皆さんにお見せするために、私たち1人ひとりが一生懸命にこの作品を完成させましたので、皆さんにも満足していただきたいと心から願っています。これからも中国ドラマをよろしくお願いします」と日本のファンへ呼びかけた。
「三番目の花婿~Choice Husband~」はU-NEXTにて独占先行配信中で、DVD-SET1、2、3も販売中。現在YouTubeでは予告編や第1回が公開されている。
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