体型に悩む少女に悪夢のような食事指導…ホラー「ファミリー・ディナー」公開
映画
ニュース

「ファミリー・ディナー」ティザービジュアル
オーストリアのホラー映画「ファミリー・ディナー」が、12月8日より東京・新宿武蔵野館ほか全国で公開される。
物語はイースター(復活祭)の直前、ふくよかな体型にコンプレックスを持つ10代の少女シミーが、著名な料理研究家の叔母クラウディアを訪ねることから始まる。シミーはクラウディアから健康的なダイエットのアドバイスがもらえると期待していたが、彼女の食事指導は思いのほか過激で、悪夢のような体験をすることになる。公開されたティザービジュアルには、イースターの火祭りのために組み上げられた木々を背に死んだウサギを手にしたシミーが不気味に佇んでおり、「命をたくさん召し上がれ」とコピーが添えられた。手前に飾られた美しい料理とのコントラストが不穏な世界観を感じさせるものとなっている。
監督・脚本はオーストリアのウィーン・フィルム・アカデミー出身で、本編が長編初監督作となる新鋭ペーター・ヘングル。ピア・ヒアツェッガー、ニーナ・カトライン、ミヒャエル・ピンク、アレクサンダー・スラデックが出演する。なお本作は米ニューヨークのトライベッカ映画祭でワールドプレミアとして公開され、その後もスイスのヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭、韓国のプチョン国際ファンタスティック映画祭で上映された。
(c)2022 Capra Film GmbH & Film AG GmbH All rights reserved