特集上映「KAFAと韓国映画のこれから」開催、ポン・ジュノの短編もラインナップ
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「ラッキー・モンスター」場面写真
特集上映「KAFAと韓国映画のこれから」が、11月3日から10日まで東京のシアター・イメージフォーラムで開催される。
1984年に設立した韓国の国立映画学校である韓国映画アカデミー(KAFA)。本特集では、その40年にわたる歴史を振り返りつつ、新たな才能が紹介される。
上映作品として、2019年の釜山国際映画祭でKTH賞を受賞した「ラッキー・モンスター」、キム・ミンジュ監督作「京都から届いた手紙」などがラインナップ。1980年から1990年代のKAFAの卒業制作作品集を上映するプログラムも用意され、イ・ヨンジェ、イ・ジェヨン、ポン・ジュノによる短編がスクリーンにかけられる。また東京藝術大学との共同制作作品が楽しめるほか、「映画学校と映画産業:KAFAと藝大の映画教育」と題されたシンポジウムも実施。プログラム一覧は下記の通りだ。
KAFAと韓国映画のこれから
2023年11月3日(金・祝)~10日(金) 東京都 シアター・イメージフォーラム
上映プログラム A
「ラッキー・モンスター」(監督・脚本・編集:ポン・ジュニョン)
上映プログラム B
「京都から届いた手紙」(監督・脚本・編集:キム・ミンジュ)
上映プログラムC
KAFA×藝大共同制作作品+「逃避行」
※「消えない」(監督:ビョン・ビョンジュン)、「あおひげ」(監督:後閑広)、「逃避行」(監督:森美春)を上映
上映プログラムD
KAFA80~90年代 初期卒業制作作品集
※「アンドロメダ」(監督:イ・ヨンジェ)、「ホモ・ビデオクス」(監督:イ・ジェヨン)、「支離滅裂」(監督:ポン・ジュノ)を上映
上映プログラムE
KAFAニューウェーブ
※「ロスト・アンド・ファウンド」(監督:キム・ドンリョン)、「家から出るな」(監督:チョ・ソンヒ)、「Hz」(監督:ポン・ジュニョン)、「Ah-ah-ah」(監督:ノ・ヨンミ)、「コンテナ」(監督:キム・セイン)が上映
上映プログラムF KAFAの現在
※「2+1」(監督:チャン・ヨンソン)、「ベビー・バスタブ」(監督:チェ・ボムソク)、「穴」(監督:フアン・ヒェイン)が上映
シンポジウム:映画学校と映画産業:KAFA と藝大の映画教育
2023年11月4日(土)14:00~16:00
出演:チョ・グンシク、ポン・ジュニョン、ノ・ヨンミ、諏訪敦彦、森美春
※本特集上映の半券提示で入場可(定員30名)