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名手メイエの妙技に浸る。兵庫芸術文化センター管弦楽団 第146回定期演奏会

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兵庫芸術文化センター管弦楽団 第146回定期演奏会

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兵庫芸術文化センター管弦楽団(PAC)の11月定期は、ドビュッシーや、ビゼーにラヴェルなどを揃えたゴージャスな“オール・フレンチ・プログラム”だ。

指揮は、PAC初登場となるアレッサンドロ・ボナート。弱冠20代ながら、数々のオーケストラや歌劇場で活躍するイタリアの新鋭だ。そして今回共演するソリストが、フランスが誇る世界最高峰のクラリネット奏者ポール・メイエなのだから素晴らしい。これは、2020年3月のPAC定期に出演予定だったところが、コロナ禍によって公演中止となり、約3年半の時を経てようやく実現する共演だけに見逃せない。

しかもメイエの演奏曲目はといえば、ドビュッシーがパリ高等音楽院卒業試験のために書いた「第1狂詩曲」と、メイエに献呈されたエスケッシュの「クラリネットと管弦楽のための協奏曲」なのだから楽しみだ。メイエ自身も気合が入ること間違いなし。世界最高峰のクラリネット奏者の実力を堪能したい。

そして後半は、ビゼーの名作『アルルの女』&ラヴェルの超人気曲『ボレロ』とくれば、香り高いフランス音楽に触れる時間が待ち遠しい。

兵庫芸術文化センター管弦楽団 第146回定期演奏会
ボナート×メイエ 極上のフランス音楽

■チケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2310183

11月17日(金)、18日(土)、19日(日)
兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
https://hpac-orc.jp/concert/2020/

●ポール・メイエ/Paul Meyer(クラリネット)

名実共に世界のトップに立つクラリネット奏者。1965年アルザス生まれ。13歳でソリストとしてデビュー。パリ高等音楽院とバーゼル音楽院で学ぶ。フランス国内外のコンクールで優勝後、84年NYデビュー。完璧な技術とずば抜けた音楽性、品の有る豊かな音色を併せ持つ天才クラリネット奏者としてベリオ、ペンデレツキを始めとする数多くの作曲家達から曲を捧げられ、多数のレーベルからCDが発売されている。
室内楽にも意欲的に取り組み、クレーメル、ヨーヨー・マ、ロストロポーヴィチを始めとする世界の一流奏者と共演。エマニュエル・パユ、オーボエのフランソワ・ルルー等現代最高のフランスの木管奏者達とスーパー・アンサンブル、「レ・ヴァン・フランセ」を結成。
指揮者としてのキャリアも着実に築き、ソウル・フィル准首席指揮者、東京佼成ウインドオーケストラ首席指揮者を経て、2019/20シーズンにはマンハイム・プファルツ選帝候室内管弦楽団の首席指揮者に就任。
使用楽器は BUFFET CRAMPON Divine