尾上菊之助と尾上丑之助が駐日インド大使を表敬訪問「日本とインドの友好を深める一助となれば」
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左から)尾上菊之助、尾上丑之助、駐日インド大使シビ・ジョージ閣下
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すべて見る歌舞伎座新開場十周年『吉例顔見世大歌舞伎』が、11月2日(木) から25日(土) に東京・歌舞伎座で上演される。このたび、昼の部で『極付印度伝 マハーバーラタ戦記』が上演されることを受け、尾上菊之助と尾上丑之助がシビ・ジョージ駐日インド大使を表敬訪問した。
『極付印度伝 マハーバーラタ戦記』は、世界を席巻するインドエンターテインメントの源流、古代インドの神話的叙事詩『マハーバーラタ』をもとにした、神と人間が織りなす壮大な物語。平成29(2017)年に新作歌舞伎として上演され、古代インドの壮大な物語と歌舞伎との新たな融合が大きな話題となった。6年ぶりの再演となる今回、菊之助は前回に引き続き主人公・迦楼奈(かるな)とシヴァ神、今回が初出演となる菊之助の長男丑之助は、我斗風鬼写、ガネーシャのそれぞれ2役を勤める。
菊之助と丑之助は、今回の公演報告のため、東京千代田区にあるインド大使館を訪問。先日行われた取材会で、初演時にインド大使館を表敬訪問したことや、昨年日印国交樹立70周年を迎えたことに触れながら、「今回も是非、インド大使館に伺いたいと思っております」と語っていた菊之助。6年ぶりの再演となる本作についての報告と、演じる役柄について説明し、大使からは、菊之助が演じるシヴァ神について「シヴァはインドからきていて、日本では大黒天であることからも、日印のつながりを感じます」と共感を表した。
また菊之助が、「日本とインドの文化が密接に交流して両国の友好を深める一助として、『マハーバーラタ戦記』を勤めさせていただければと思っております」と力強く語ると、大使は「公演を楽しみにしております」と期待を寄せた。
<公演情報>
歌舞伎座新開場十周年『吉例顔見世大歌舞伎』
2023年11月2日(木) ~25日(土) 東京・歌舞伎座
チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2336468
詳細はこちら:
https://www.kabuki-bito.jp/theaters/kabukiza/play/843
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