ゲームストップ株騒動をもとにした「ダム・マネー」公開、主演はポール・ダノ

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23/10/31(火) 13:00

「ダム・マネーウォール街を狙え！」場面写真

2021年に起こった「ゲームストップ株騒動」をもとにした映画「Dumb Money」が、「ダム・マネーウォール街を狙え！」の邦題で、2024年2月2日より東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開される。

ネット掲示板に集った小口の個人投資家たちが、ゲームソフトの小売り企業であるゲームストップ社の株をこぞって購入し、同社を空売りしていたヘッジファンドに大損害を与えた「ゲームストップ株騒動」。ベン・メズリックによるノンフィクションを原作とする本作では、ゲームストップ株に全財産を投じた平凡な会社員キース・ギルに焦点を当て、事件の内幕を描く。

ローリング・キティという別名義で動画を配信し、ゲームストップ社の株が過小評価されているとネット掲示板で訴えた主人公ギルをポール・ダノが演じた。ピート・デヴィッドソン、ヴィンセント・ドノフリオ、アメリカ・フェレーラ、ニック・オファーマン、アンソニー・ラモス、セバスチャン・スタン、シャイリーン・ウッドリー、セス・ローゲンも出演。ローレン・シューカー・ブラムとレベッカ・アンジェロが脚本を手がけた。

監督は「クルエラ」のクレイグ・ギレスピー。当時24歳の息子と同居していた彼は「息子は早い段階でゲームストップ株へ投資をしていたので、一連の出来事を逐一体験していた」と明かし、ローリング・キティについて「このヒーローらしからぬヒーローが、世間の人々を夢中にさせ、感情を疲弊させ、ときに陶酔感を与えた。私は息子を通して、ゲームストップの物語のスリルや興奮、恐怖を味わった」と語った。ダノは「初めて脚本を読んだとき、すごい物語だと思いました。彼には独特のスピリットがあり、彼の動画が一番の決め手でした。初めて見た瞬間『この人と一緒に時間を過ごしたいな』と思い、キャラクターに共感し続けました」とコメントしている。