ボイメン平松賢人の主演作「右へいってしまった人」に財木琢磨ら参加、予告編も公開
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「右へいってしまった人」ポスタービジュアル
平松賢人(BOYS AND MEN)が主演する映画「右へいってしまった人」の公開日が12月1日に決定。加えて財木琢磨、藤城颯眞、内木志、奥田こころ、津田寛治、夏川りみが出演していることが明らかになった。
実在する巨大シェアハウス“オークハウス”を舞台にした本作は、パラレルワールドをテーマにしたラブストーリー。現在40歳の主人公・鷹介は、仲間と海へ遊びに行った28歳の夢を連夜見ていた。しかし夢の中で、当時とは違う行動を起こしたとき、そのままパラレルワールドへと迷い込んでしまう。平松が鷹介に扮し、海で出会うはずだった妻・水帆役で高田夏帆も共演した。
鷹介の友人であり、彼がボーカルを務めるバンド・SUNSET SEASONのギターを担当している修二を演じるのは、「ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン」「ミュージカル『刀剣乱舞』 ~三百年の子守唄~」に出演した財木。同じくバンドメンバーの康太役と鉄平役にブルゾンちえみ with Bとして活動した杉浦と、俳優・モデルとして活動する藤城が起用された。鷹介たちが住むオークハウスに10年以上住み続ける真美に、映画「KATACHI」の沢井が扮している。
またSUNSET SEASONのファンであり、彼らの活動をサポートする沙耶香役を、映画「さよならモノトーン」の内木が担当。オークハウスの住人で水帆とも仲良しな愛歩を「映画 ビリギャル」の奥田、オークハウスの清掃員であり鷹介のアドバイザーとなる田村仁を津田が演じた。夏川は本人役で特別出演し、本作の主題歌も担う。
YouTubeでは予告編を公開中。映像には、鷹介が夢の中で28歳当時とは違う駐車場に車を停めたことにより、水帆と出会えなくなってしまうさまが収録された。
夏川へ主題歌をオファーした監督・堂野アキノリは「“ずっと一緒にいたい”って想いを描いた曲を書こうと思い、『春夏秋冬』が生まれました。日本で一番可愛い声の人って誰だろう?と考えて、浮かんだのが夏川さんでした。透き通っていて、純粋で、夏川さん以外に、この純粋な想いは歌えないと思っています」と説明する。夏川は「主題歌のお話をいただいたときは素直にとてもうれしかったですが、曲調的に本当に私で良いのかな?と少し不安もありました」と述べつつ「この映画の主人公の純粋な愛と真っ直ぐな想いが皆さんに届くようにと願いを込めて歌わせていただきました」とコメント。対する堂野は「夏川りみさんの声が入り、自分が携わった音源の中、今までで最高傑作の音楽作品になったと感じました」と胸を張った。
「右へいってしまった人」は、全国で順次ロードショー。
(c)2023「右へいってしまった人」製作委員会