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向井理「ようやくお届けできる喜びを感じています」 倉持裕の新作『リムジン』3年越しの開幕

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M&Oplaysプロデュース『リムジン』より 撮影:宮川舞子

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M&Oplaysプロデュース『リムジン』が、本日11月3日(金・祝) に東京・本多劇場で初日を迎えた。

『リムジン』は、主人公の男が自己保身のためについたひとつの嘘が次の嘘を呼び、逃げ場のないところまで追い詰められていく恐怖を、ブラックな笑いを交えて描くサスペンスとして企画された倉持裕の新作。2020年にコロナ禍の影響で、稽古前に全公演の中止が発表されたが、今回キャストを変更することなく、満を持しての上演となる。

主演を向井理、ヒロイン役を水川あさみが務めるほか、小松和重、青木さやか、宍戸美和公、田村健太郎、田口トモロヲが出演する。

倉持は本作について「近年の僕の作品の中では、かなりシンプルでオーソドックスな芝居になりました。普段なら技巧を凝らすことに注ぐエネルギーを温存した分、人物像や心理をじっくり描くことが出来ました」とコメント。

また向井は「遂に三年越しの幕が上がりました。当時楽しみにして下さっていた方々にようやくお届けできる喜びを感じています。どこにでもあるような人間の生活の中で、何かが生まれ、失われていく。その説明のできない空気感を、劇場で体感していただければ幸いです」、水川は「日々稽古を重ねて段々と役の神経が繋がっていく感覚は、何事にも代え難いものです。倉持さんの描く世界観をキャストとカンパニーの皆さんと共有し、私自身体現出来るように頑張ります」とそれぞれ意気込みを語った。

『リムジン』は、11月26日(日) まで同所で上演後、富山・名古屋・熊本・福岡・広島・大阪公演が予定されている。

■作・演出:倉持裕 コメント全文
近年の僕の作品の中では、かなりシンプルでオーソドックスな芝居になりました。
普段なら技巧を凝らすことに注ぐエネルギーを温存した分、人物像や心理をじっくり描くことが出来ました。
そういう創作態度になったのは、コロナ禍の3年間に、少し立ち止まって演劇のことを考えたからじゃないかと思います。そして、だからこそ、この芝居を3年前ではなくて、今上演することが出来て良かったと思っています。

■向井理 コメント全文
遂に三年越しの幕が上がりました。当時楽しみにして下さっていた方々にようやくお届けできる喜びを感じています。
どこにでもあるような人間の生活の中で、何かが生まれ、失われていく。
その説明のできない空気感を、劇場で体感していただければ幸いです。
旅は始まったばかり。無事に終着点まで辿り着けるよう、楽しみながら頑張ります。

■水川あさみ コメント全文
充実した稽古でした。
日々稽古を重ねて段々と役の神経が繋がっていく感覚は、何事にも代え難いものです。
倉持さんの描く世界観をキャストとカンパニーの皆さんと共有し、私自身体現出来るように頑張ります。

<公演情報>
M&Oplaysプロデュース『リムジン』

作・演出:倉持裕
出演:向井理、水川あさみ、小松和重、青木さやか、宍戸美和公、田村健太郎、田口トモロヲ

東京公演:2023年11月3日(金・祝) ~11月26日(日) 本多劇場
富山公演:2023年11月29日(水) 富山県民会館ホール
名古屋公演:2023年12月2日(土)・3日(日) 日本特殊陶業市民会館ビレッジホール
熊本公演:2023年12月7日(木) 市民会館シアーズホーム夢ホール
福岡公演:2023年12月9日(土)・10日(日) 久留米シティプラザ ザ・グランドホール
広島公演:2023年12月14日(木) JMSアステールプラザ 大ホール
大阪公演:2023年12月16日(土)・17日(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2344719

公式サイト:
https://mo-plays.com/limousine2023/

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