亀梨和也が木曜劇場「大奥」で初の時代劇出演、主演・小芝風花を「支えていけたら」
映画
ニュース
亀梨和也
小芝風花が主演を務めるフジテレビの木曜劇場「大奥」に、亀梨和也(KAT-TUN)が出演する。
菅野美穂や松下由樹、沢尻エリカらを主演に迎え、多くのドラマが製作されてきた「大奥」シリーズ。フジテレビ開局60周年特別企画「大奥 最終章」以来約5年ぶりとなる本作では、江戸中期を舞台に、第10代将軍・徳川家治をめぐる女性たちの熾烈な戦いが展開される。小芝が、東山天皇の皇子・閑院宮直仁親王の娘である主人公・五十宮倫子(いそのみやともこ)に扮するのは既報の通り。
亀梨が演じるのは、倫子と愛のない政略結婚をする家治。幼い頃から祖父・徳川吉宗に帝王学を学び、父・徳川家重が謎の死を遂げたことで第10代将軍の座に就いた彼は、苦境に陥る幕府を立て直したいと考え行動に移すが、田沼意次にある秘密を握られる。
本作が初の時代劇となる亀梨は「僕は序盤ちょっと冷たい男ですが(笑)、本当は心に温かいものを持っているキャラクターだと思うので、その辺りを時間がたつにつれて、春の訪れとともにぬくもりを感じていただけたらと思います」とコメント。ドラマ「セカンド・ラブ」以来約9年ぶりの共演となる小芝については「いつお会いしてもすてきな笑顔を向けてくださるので、今回の役柄的には将軍なのですが、僕としてはいい家臣となって小芝さんを支えていけたらなと思っています」と語っている。
木曜劇場「大奥」は2024年1月から毎週木曜22時よりオンエア。演出は「科捜研の女」シリーズや「相棒」シリーズを手がける兼崎涼介が担い、脚本はドラマ「好きな人がいること」「女神の教室~リーガル青春白書~」の大北はるかが執筆する。企画を担ったフジテレビ編成部・安永英樹のコメントは以下に記した。
※兼崎涼介の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
木曜劇場「大奥」
フジテレビ系 2024年1月スタート 毎週木曜 22:00~22:54
亀梨和也 コメント
出演が決まったときの思い
僕自身、今回が初めての時代劇なのですが、その一発目がこの歴史ある「大奥」という作品に声を掛けていただいたこと、大変光栄に思っております。本当に有名なシリーズですので、これから頑張っていこうと思っています。
自身が演じる役について
家治は、特に序盤は一見冷たい印象を持たれると思いますが、後半にかけてしっかりと物語の内容を捉えていただくと、その前半の家治の意味合いが分かるような、見え方が変わるようなキャラクターなので、そこをうまく自分の中でも整理していきたいなと考えています。
主演・小芝風花の印象
小芝さんがまだ10代のときに「セカンド・ラブ」という作品で共演させていただきました。がっつり一緒にお芝居をするシーンはあまりなかったのですが、まだどこか幼さが残っていながらも、10代ながらすごいしっかりされた方だなと思っていました。この前別のスタジオでたまたま2回もお会いしまして、何かご縁を感じています。とにかくお忙しそうなのですが、いつお会いしてもすてきな笑顔を向けてくださるので、今回の役柄的には将軍なのですが、僕としてはいい家臣となって小芝さんを支えていけたらなと思っています。
視聴者・ファンへのメッセージ
年の初めにきらびやかで、深く重厚な物語を皆さんの生活の中にお届けし、少しでも彩りを添えることができたらいいなと思います。今回の「大奥」は愛がテーマになっているので、恋愛のみならず家族や友人との人間関係など、人とのつながりを感じてもらえる作品になれたらいいなと思っています。僕は序盤ちょっと冷たい男ですが(笑)、本当は心に温かいものを持っているキャラクターだと思うので、その辺りを時間がたつにつれて、春の訪れとともにぬくもりを感じていただけたらと思います。ぜひ楽しみに待っていてください!
安永英樹(フジテレビ編成部)コメント
涼やかでクールな印象の亀梨さんですが、その目はどこか憂いを帯びているようにも感じます。その“目”が出演をお願いする決定打でした。数奇で複雑な運命に翻弄されながらも、もがき生きる将軍・家治は小芝風花さん演じる妻で将軍正室の倫子とどのような夫婦を、家族を築いていくのか、私も楽しみにしています。