永瀬廉、北村匠海に格ゲーで敗北 次の共演でリベンジ誓う「作品でボコボコに」
映画
ニュース

「法廷遊戯」先行上映舞台挨拶に登壇した永瀬廉。
「法廷遊戯」の先行上映舞台挨拶が本日11月5日に東京・丸の内TOEIで行われ、主演の永瀬廉(King & Prince)が登壇した。
五十嵐律人による同名小説を深川栄洋が実写化した本作は、名門大学のロースクールに通う同級生の3人が、やがて弁護士、容疑者、死者という立場で複雑に絡み合う法廷ミステリー。“無辜(むこ)ゲーム”と呼ばれる模擬裁判で実際に起こった殺人事件をきっかけに、3人の仮面の裏に隠された真実が暴かれていく。永瀬が弁護士となる主人公の“セイギ”こと久我清義、杉咲花がセイギの幼なじみ・織本美鈴、北村匠海が無辜ゲームをつかさどる天才・結城馨を演じた。
映画を観終えたばかりの観客を前に、「『もうすぐだな』と感じられてわくわくします」と声を弾ませる永瀬。舞台挨拶の模様が全国119館に中継されていると聞くと「119館×200人ぐらい観てるってことですか!?」と目を丸くし、「3連休のいい締めになったんじゃないかな」とほほえんだ。
永瀬は撮影の裏話をたっぷり披露。印象深いシーンを聞かれると、洞窟で撮影した無辜ゲームのシーンを挙げて「太陽が見えないし、どこを歩いても同じ景色で、今が昼なのか夜なのかもわからんかったり。精神的にウッとなる部分がありましたが、キャストの皆さんと乗り切れました」と達成感をにじませた。また自分の出番がないシーンの撮影が長引き、洞窟の外で待機していたときのことを振り返って「みんなが緊迫したセリフをしゃべっている中、僕はスロープに寝転びながらおにぎり食べたり星を見てました(笑)。あの夜空のきれいさは忘れられないです」と感慨に浸る。
再共演を果たした北村との芝居については「匠海くん自身の雰囲気が馨にハマっていました。でもロースクールでしゃべっている清義と馨こそが本来の姿。僕ら2人の関係性があったから、すんなりできたなという手応えがあります」と感想を口にする。再共演に大喜びしていたそうだが、実際に一緒に撮影したのは3、4日ほど。「濃い時間でしたけど、また次があればもっとガッツリ」と期待を込める永瀬。「前回も今回も友達の役だったので、次は喧嘩したい。バッチバチに殴り合いたいです。この前匠海くんと一緒に遊んだとき、格闘ゲームでボコボコにされたんです。悔しかったから、作品でボコボコにやっつけたいです」と前のめりに語った。
舞台挨拶の終盤には、King & Princeが現在行っているツアー「King & Prince LIVE TOUR 2023 ~ピース~」のステージで、本作の主題歌「愛し生きること」を特別にパフォーマンスした映像が上映された。観客が余韻に浸る中、永瀬も「いい歌っすね」としみじみ。「新潟公演の会場で撮ったんですけど、このパフォーマンスのためだけにスタッフさんも協力してくださって。幻想的で感動的な雰囲気に仕上げてくださいました」と感謝し、「この作品を通して巡り会えた楽曲なのでこれからも大切にしていきたいです」と思いを伝えた。
「法廷遊戯」は11月10日より全国ロードショー。
(c)五十嵐律人/講談社 (c)2023「法廷遊戯」製作委員会