『ゴジラ-1.0』が引き続き首位に　『マーベルズ』は2位、『法廷遊戯』は3位スタート【映画動員ランキング】

11月10日(金)、11日(土)、12日(日) の全国映画動員ランキングは、『ゴジラ-1.0』が先週に引き続き1位の座を守った。

2位には、初登場の『マーベルズ』がランクイン。『アベンジャーズ／エンドゲーム』などを手がけるマーベル・スタジオによる人気シリーズ。無類の力を持つ孤高のヒーロー、キャプテン・マーベルが出会いを通して成長する様を描く。監督はニア・ダコスタ。出演はブリー・ラーソン、イマン・ヴェラーニ、テヨナ・パリス、サミュエル・L・ジャクソン、ドラマ『梨泰院クラス』のパク・ソジュンら。

3位には、こちらも初登場の『法廷遊戯』がTOP3最後のひと枠に収まった。五十嵐律人が司法修習生時代に発表し、第62回メフィスト賞に輝いたミステリー小説を映画化。同じロースクールへ通い、弁護士、被告人、死者となった3人が学生時代に行っていた裁判ゲームの記憶をたどっていく。監督は『神様のカルテ』の深川栄洋。主演は連続テレビ小説『おかえりモネ』の永瀬廉。共演は杉咲花、北村匠海、柄本明、生瀬勝久ら。

4位は、先週2位だった『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』が先週から2ランクダウンでTOP3圏外に。

5位には、初登場の『正欲』がランクイン。第34回柴田錬三郎賞に輝いた朝井リョウのベストセラー小説を映画化。ある事件をきっかけに、まったく関わりがないかと思われた人物たちの人生が交錯していく様を描く。岸善幸監督と脚本の港岳彦が『あゝ、荒野』以来再タッグを組む。出演は稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香ら。

先週3位と4位の『ONE PIECE FILM RED』『ミステリと言う勿れ』は、それぞれ3ランクダウンで6位と7位に。

そのほか初登場組では、『銀魂オンシアター2D バラガキ篇』が9位に。2006年にTVアニメ化された、空知英明の原作の『銀魂』シリーズから、人気エピソード『バラガキ編』を再編集を施し、おまけ映像を加えて映画館で上映する。真選組の副長土方が、小姓としてやってきた名門佐々木家の問題児の面倒を見る中、エリート警察集団と出くわし、自分の過去を思い起こす。声の出演は中井和哉、森川智之、伊藤健太郎ら。

同じく初登場の『駒田蒸留所へようこそ』が10位に入った。2023年アヌシー国際アニメーション映画祭コントルシャン部門に正式出品された、P.A.WORKSによる“お仕事シリーズ”の劇場版アニメ。亡き父からウィスキー蒸留所を受け継いだ女性が、崖っぷちの蒸留所で幻のウィスキーを復活させ、家族の再生へ導いていく。監督は吉原正行。声の出演は早見沙織、小野賢章、内田真礼、細谷佳正ら。

今週は『OUT』『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』などが封切られる。

全国映画動員ランキングトップ10

全国映画動員ランキングトップ10（興行通信社調べ）
1位『ゴジラ-1.0』
2位『マーベルズ』
3位『法廷遊戯』
4位『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』
5位『正欲』
6位『ONE PIECE FILM RED』
7位『ミステリと言う勿れ』
8位『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』
9位『銀魂オンシアター2D バラガキ篇』
10位『駒田蒸留所へようこそ』