劇作家・演出家のぺヤンヌマキが杉並区長選挙を追ったドキュメンタリー映画公開決定 大島新から応援コメントが到着
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『映画 ◯月◯日、区長になる女。』メインビジュアル (C)2024 映画 ◯月◯日、区長になる女。製作委員会
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すべて見る2022年の杉並区長選挙に密着したドキュメンタリー映画『映画 ◯月◯日、区長になる女。』が、2024年1月2日(火) にポレポレ東中野で公開されることが決定した。
本作は杉並区在住の劇作家・演出家のぺヤンヌマキが監督を務め、彼女が長年住むアパートが道路拡張計画により立ち退きの危機にあることを知り、止める方法を自身で調べ動き始めたのが製作のきっかけとなった。監督自身が地域問題の当事者となり、今まで無縁の世界だった選挙、政治の世界へカメラ片手に飛び込み、住民たちと連携し、学び悩む記録でもあり、それ以上に候補者と支援者たちと悩み考えぶつかりながら、合意形成のため対話を積み重ねていくリアルなやり取りが数多く記録されている。
併せて本作の主題歌が、杉並区民が作った応援歌「ミュニシパリズム」を、黒猫同盟(上田ケンジと小泉今日子)がカバーした「黒猫同盟のミュニシパリズム」に決定。「ミュニシパリズム」とは、地域に根付いた自治的な民主主義や合意形成を重視する考え方で、本作の重要なテーマとなっている。
また、ぺヤンヌマキのコメントと、『なぜ君は総理大臣になれないのか』『国葬の日』で知られる映画監督・大島新からの応援コメントが到着。さらに本作の特報映像が公開となった。
■ペヤンヌマキ監督 コメント
こんにちは、杉並区に住んで20年になるペヤンヌマキです。
私が住んでいる閑静な住宅街に大きな道路を通す計画があることを知りました。計画が進むと私の家は立ち退きになってしまいます。自分のことに精一杯で社会問題のことなんてちっとも考えてこなかった私ですが、自分の住まいが奪われる危機に直面して初めて、政治や選挙が私たちの生活につながっていることに気づきました。そして……カメラを回し始めました。投票率を少しでも上げるために。
本当は、猫とまったりお昼寝したり、お気に入りの川沿いを散歩してバードウォッチングを楽しんだりしていたかっただけなんです。だけど黙っていたら、この生活が奪われてしまう。もう黙っちゃいられない!
これは現在私に起きていることであり、杉並区で起きていることであり、どこでも誰にでも起こりうること。
■大島新 コメント
とてつもなく魅力的な被写体(岸本聡子さんはもちろん、住民のみなさんも!)、起きていることの劇的さ、監督の志と手腕……三拍子揃いまくった圧巻のドキュメンタリー。絶望的な政治状況の中で、「市民の力で社会を変えることができる」ことを教えてくれる“希望の映画”である!
『映画 ◯月◯日、区長になる女。』特報映像
<作品情報>
『映画 ◯月◯日、区長になる女。』
2024年1月2日(火) ポレポレ東中野で公開
公式サイト:
https://giga-kutyo.amebaownd.com
(C)2024 映画 ◯月◯日、区長になる女。製作委員会
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