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「攻殻機動隊 SAC_2045」キャラデザイン担当のイリヤ・クブシノブが「夢を叶えられた」

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「攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間」設定画

「攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間」より、キャラクターデザインを担ったイリヤ・クブシノブからコメントが到着した。

「攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間」は、Netflixシリーズ「攻殻機動隊 SAC_2045」のシーズン2を再構成した3DCGアニメ。「新聞記者」「余命10年」の藤井道人が監督を務め、神山健治と荒牧伸志が総監督を担当した。

完結を迎えた「攻殻機動隊 SAC_2045」についてイリヤは「やっぱりすごいです。泣いてしまいました。もう一度みます。何度も見たいです」とコメント。さらに「キャラクターの外見、衣服、細かいことをいろいろ考えることも、描くことも、バリエーションを作ることも、何もかもとても楽しかったです」と制作を振り返り「人々を励ます作品を作れるクリエイターになりたかった私が、まさにそのクリエイター達と組んで、一緒に作品を作ることができたことは、夢を叶えられたと言えます」とつづっている。

「攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間」は、11月23日より3週間限定で上映される。

イリヤ・クブシノブ コメント

「攻殻機動隊 SAC_2045」完結を見届けた感想

やっぱりすごいです。泣いてしまいました。もう一度みます。何度も見たいです。

キャラクターをデザインするうえで、気を付けたことや難しかったポイント

私の中で親しい友達のような存在になっている既存のキャラクター達にふさわしい、世界観にも合う新しい仲間や敵を描けたことは、とても嬉しい経験でした。
キャラクターの外見、衣服、細かいことをいろいろ考えることも、描くことも、バリエーションを作ることも、何もかもとても楽しかったです。
監督達と雑談まじりに話す中で、相談し、意見を交換しながら、目の前でキャラクターたちが生まれていくことを見ることができたのは、感動的でした。
SAC_2045の巧妙なストーリーの中のキャラクターそれぞれについて、「そういう性格、そういう気持ち、そういう考え方、あるね! わかる! 私にそっくり!」というような共感できる部分がありました。
どのキャラクターの中にも少しでも自分に近いところを感じられたおかげで、デザインが自然に進んだことが多かったと思います。たとえば、プリンの気持ちはとてもよく理解できます。
私は過去に偉大なクリエイターの素晴らしい作品のおかげで救われたひとりですが、そうやって人々を励ます作品を作れるクリエイターになりたかった私が、まさにそのクリエイター達と組んで、一緒に作品を作ることができたことは、夢を叶えられたと言えます。
SAC_2045のキャラクターデザインを任せていただけたことにとても感謝し、光栄です。もちろん、映像の仕事について未熟な部分はあったと思いますが、攻殻機動隊へのパッションや個人的に重要な思いを持ってることに関しては、誰にも負けないです。

(c)士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会