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デビューから3カ月WOLF HOWL HARMONYの挑戦「ファンの皆さんも合わせてひとつのグループとして立っている」

音楽

インタビュー

ぴあ

WOLF HOWL HARMONY (撮影:友野雄)

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4人組ボーカル&ラップグループWOLF HOWL HARMONYが11月15日にシングル「Sugar Honey」をデジタルリリース!
テレビ東京のドラマ『キス×kiss×キス~LOVE ⅱ SHOWER~』のオープニング主題歌となっており、「好きすぎて辛い」恋心をテーマとした楽曲になっています。
そんな新曲へのこだわりのほか、4人での共同生活でのお話、またオススメのラブストーリーについてもお聞きしました!

ファンも一緒に。強まるグループの結束力

――デビューから3カ月。周りの反応はいかがですか?

GHEE 頑張ってるねぇ、って(笑)。応援してくださる方は変わらずいるので、そんなに変わった感じはしないんですが、露出もちょっとずつ増えてきているので、「いろんなところで見かけるようになったよ」とか、「どこどこで見たよ」という声は前より増えてきていますね。

HIROTO オーディションを受けることを身内や仲が良い人にしか言ってなかったんですが、デビューしてからはそれ以外の知り合いにも伝わったみたいです。「頑張ってるみたいじゃん」って友達の友達の友達ぐらいまで知ってくれている人が増えて。すごくありがたいですし、もっと知ってもらえるようになっていけたらな、って思います。
あと僕、髪型も学生時代とは全然違うので、最初は分からなかったっていう友だちも多くて。グループは見たことはあったけど、メンバーの1人だったの? って。

――そんなに違うんですか?

HIROTO 結構違うかもしれないです。きのこ頭で顔パンパンだったので(笑)。

SUZUKI きのこ頭もかわいかったですけどね(笑)。

――グループとしての変化は何かありますか?

RYOJI 寮生活も始まって、一緒に暮らすことで、また一つ距離が縮まったというか。
一緒に住んでいるから見える部分だったり、GHEEちゃんやHIROTOに関してはどんな人なのかまだ分からない部分もあったんですが、一緒に住むことで急速に距離が縮まってきているな、と思います。
グループ間での流れとか、配信だったりでトークもそうですし、楽曲を制作するときでも、やっぱり一つにキュッとなっていた方が色々とスムーズに良い形で作り出せるものが多かったりするので、そういったところを今積み上げられてきているな、と思います。
あとは、仲間意識はかなり強くなってきていますね。

SUZUKI そうですね。団結力は深まってきたのかな、と感じています。僕たち4人だけじゃなくて、ファンの皆さんも合わせてひとつのグループとして立っているなっていうことをすごく感じていて。
実際にオーディションのときも、最終審査方法がSNSへのいいね数だったり、ポイントでデビューできるかどうか決まるであったり、今回の「MTV VMAJ 2023」のRising Star Award 受賞に関しても、ファンの方が横浜に買い物に行ってそのポイントで投票しなきゃいけなかったり。そういうところがしっかり数字として、結果が出ているのがファンの方も僕らと一緒になって上を目指すぞ、という、チームとしての結束力が増してきているのは感じています。

――ファンの方との結束力を高めるために心掛けていることもあるんですか?

SUZUKI 普段からコミュニケーションを取ること。素でぶつかり合うことは意識しています。だからこそ、この結果なのかなと思っていますね。

寮生活では意外とひとりの時間も大事に?

左から)HIROTO、RYOJI

――先ほど、寮生活だという話がありましたが、仕事もプライベートもずっと一緒、という形なんですね。

RYOJI でも、それぞれ1人部屋ですし、みんな1人の時間は好きなタイプなので、それぞれそういった時間は取っています。

――メリハリをつけて。

RYOJI ですね。マッサージや温泉が好きだったり、音楽鑑賞好きだったり、アニメを観たりするのが好きだったり。色々あるので、割と1人の時間は多いかもしれないですね。

SUZUKI 同じ屋根の下にはいるのですが、それぞれ部屋に入ってしまえば、もう1人の時間になるので。

――みんなで集まることもあったり?

SUZUKI もちろんそういうときもあります。リビングで、みんなで集まって、ゲームをしたり。

――メンバーの趣味に自分も興味を持った、みたいなこともあるんですか?

RYOJI あるかもしれないよね。

SUZUKI アニメはめっちゃ観るようになったよね。

RYOJI 前から好きは好きだったんですけど、アニメの幅が広がりましたね。配信があるから観やすくなってきたっていうのもあります。
一番は、甘いものが好きになりました。

SUZUKI 僕がもともと甘いものが好きでよく食べていたんですけど、一時期、僕より食べているときがありましたね。毎日アイスクリームを食べてて(笑)

HIROTO えー! 今は想像つかない。

RYOJI でも、たまに1人で買って食べたりしてる。

HIROTO マジすか。

RYOJI なんか買ってたじゃん、チョコバー。これ食べていいよ、みたいな。

HIROTO あー、はいはい。

SUZUKI スイーツ系を買ってきたりしていた時期もあったもんね。

HIROTO へー!

――今はブームが去った?

RYOJI そうですね。でもアイスはみんな買ったりするんで。HIROTOは結構アイスストックしがちじゃない? あれ、GHEEちゃんのやつ?

GHEE 僕のですね。

RYOJI あれ、いつまでもあるんだったら、狙っちゃおうかなってちょうど思っていたんです(笑)。

GHEE まだ残ってるんですか?

RYOJI いやどうだろ。もうないんじゃないかな。

SUZUKI ……ってめっちゃ普通に家の話してるじゃん(笑)。

――共同生活感がありますね(笑)。そういう自分が買ってきたものに名前を書いたりするんですか。

GHEE いや、買ってきて入れとくだけですね。

――じゃあ誰のものなのかは特に分からず?

RYOJI 勝手に食べても怒られないんだろうなっていう。

GHEE うん、全然。でも1個しかなかったらちょっと(笑)。たくさんあるやつなら気にしないです。

――GHEEさんとHIROTOさんは何かそういう影響を受けて始めたことはありますか。

HIROTO 僕は1個の習慣がついちゃったら他のことができない性格なので、ドラマを観ている時期だったらもうドラマしか観られないんですけど、スーくんがずっとアニメを観ているので、観てみようかなって、心変わりしています。
あと、GHEEくんが美容に興味を持っているので、スチーマーを買ったときはいいなと思って僕も真似して買いました。

――確かにGHEEさん、肌がすごく綺麗ですよね。

GHEE いやいや、全然ですよ(笑)。
僕は、Appleのヘッドフォンがずっと気になってたんですけど、スーくんが持ってて。1回借りてつけさせてもらったら、すごく付け心地が良かったんです。今まではヘッドフォンって痛かったんですよね。それを感じないほど良くて。
付けさせてもらったのって夢者修行のときでしたっけ。

SUZUKI そのぐらいのときだったね。

GHEE で、3カ月経って、最近買ったんですよ。そしたら、この人(HIROTO)がその1週間後ぐらいに真似して買ってました。

――伝染してた(笑)。

GHEE だから同じヘッドフォンを3人付けています。

――SUZUKIさんがグループのトレンドリーダーのような存在に(笑)。

SUZUKI でも3人で同じヘッドフォン付けていたらちょっと気持ち悪いなと思って、最近持たなくなりました(笑)。

――逆にSUZUKIさんはなにか影響受けたことはありますか?

SUZUKI うーん……。

HIROTO あんまりないですよね、僕らから影響受けるの。

SUZUKI 何だろうね、影響受けたことないかもしれない。

――あまり人から影響されないタイプ?

SUZUKI 確かに誰と会ってもあんまり変わらないかもしれないですね。マイルールが結構多いタイプなので、それで一生懸命なのかもしれないです。

――1日のルーティーン的な?

SUZUKI ありますね。絶対にこの順番じゃないと嫌だとか、お風呂に入るときもこの順番で体を洗っていかないと嫌だとか。僕、お風呂で顔を一番最後に洗うんですけど、たまに髪のトリートメントを流していないのに顔を洗い始めちゃった、みたいなことがあったら、トリートメントが終わった後にもう1回洗わないと気持ち悪かったりするんです。そういう面倒くさいマイルールが多いので、影響されている余裕がないのかもしれないですね。

4人の声が「自然と合っちゃう」感覚

左から)SUZUKI、GHEE

――続いて、新曲「Sugar Honey」について聞かせてください。今回はどういった楽曲になっているんでしょうか。

HIROTO 「好きすぎて辛い」というテーマを歌っているんですけど、本当に相手のことが好きすぎて、胸がギュッとなる感覚や、誰にも取られたくない、というような気持ちが込められた楽曲になっています。本当にいろんな人に共感してもらえる楽曲なんじゃないかな、と思います。そういうテーマがある中でも、音も、リズム感があったり、遊び心のあるビートなので、ライブでは僕たちと一緒にノっていただけたら、嬉しいですね。

――レコーディングの前に、楽曲の解釈だったりはみなさんで話し合ったりするんですか?

HIROTO そうですね。「ここの音変えよう」とか、「ここはもともとラップパートなかったけど、つけよう」とか、最初から話し合って、レコーディングさせてもらっていたので、この曲をどう伝えるかは、みんなで話し合って統一しました。

――レコーディングで難しかった点や、逆に楽しかった点を教えてください。

SUZUKI 難しかった点でいうと、楽曲キーがちょっと低めな曲で、普通に歌うと、さらっと流れすぎてしまうというか。何も印象に残らないまま終わってしまっちゃうんじゃないか、ということをプリプロのときに感じたんです。それを本RECまでにしっかり改善していこうと思って、どうやって言葉をより立たせるかか、どうテンション感を表現するかとか、声の色や明るさの表現の仕方はすごくこだわって、やらせていただきました。

――言葉ひとつひとつの印象が強いですよね。

SUZUKI 結構、歌詞が喋り言葉なので、しっかり言葉としても伝わってほしいな、という部分もありましたね。

RYOJI 今回の歌詞の世界観は、実体験というよりはちょっと演じるというか。僕自身は結構ハッキリするタイプなので、演じてみないと気持ちが分からない部分もありましたね。まず歌う前に、世界観に入り込むところから始めて、イメージを膨らませて。
もともとブラックミュージックやR&Bがすごい好きなんです。
今までの経験として、結構ミッドローの成分を多く出す歌い方が、自分の中でのスタイルとして1個あるんですけど、今回はこういった楽曲の世界観ということもあって、もう口角あげるぐらい、笑いながら、ちょっと明るめに歌っています。「Sweet Rain」でもサビをやっているんですけど、そこの違いも感じてもらえるんじゃないかな。中には僕の声って気づかない人もいたりするぐらい、そこはこだわってレコーディングしましたね。

HIROTO 僕はもともと喋る声も高いんですけど、自分の良さが一番発揮できる音域の楽曲ではないので、自分の個性をどうやってキーの中で出していくかすごく悩んでいました。レコーディングのときも何回も何回も声質の研究をしながら、探りながらいろいろ歌わせてもらって、考えながら歌ったのでぜひそこも注目して聴いてほしいです。
あと、やっぱりライブとレコーディングの声の聴き心地はまた違うんですよね。今もライブのたびに自分の声を聴いて研究して歌っているので、そういう自分の声の変化や、自分の良さをもっともっと出して、それに気づいてもらえるように歌っていきたいと思います。

GHEE 僕はサビの手前の「Sugar Honey」という決めゼリフっぽい部分と、サビの始まりと始まる前のところ、サビの終わり、ラップパートを担当しています。
「Sugar Honey」の部分は、僕の声が誰が聞いてもわりとすぐわかる声質なので、AメロBメロときてスパイスになれるように意識しましたね。
サビの終わりは、「甘いジェラシー」っていう歌詞もいい感じだし、しかもサビの終わりなので、ちょっと声を裏返したりして、甘いけど少し届かない感じの、ジェラシー感を自分の中で意識して、ディレクションしていただいて何回もやりました。
ラップパートは、ディレクション通り、サウンド感というか、雰囲気を崩さないようにレコーディングしましたね。歌詞もすごく良くて、ライブでは口説くような意識でわざと言葉を立てて、喋りかけるように歌っています。

――みなさん、声に特徴があるなと思うんですけど、ハーモニーが本当に綺麗で。そういうのは普段のレッスンで磨かれるものなんですか?

RYOJI 歌に関しては、ボイトレももちろんあるんですけど、一番はYouTubeのウルフボイスっていうカバーシリーズですね。そういったところで、繰り返していくうちに、誰の声がここに合うか阿吽の呼吸でわかってくるんです。コーラスも、キーによっても声質で分けていたりするので、そういう経験が良いリズム感を生んでいるのかな、と思います。

GHEE レッスンでは自分たちの声を磨くことをしていますね。どちらかというと僕たちは、自然と合っちゃう感覚の方が大きいかもしれないです。YouTubeで歌うことで、僕はみんなの良さを知りましたね。

HIROTO でもやっぱり夢者修行だとか、本番での感覚が一番自分を成長させてくれたなと思います。リハーサルでも合わせたりするんですけど、やっぱり本番になるとズレちゃうこともあるし、音外しちゃうこともあるし。でも、リハーサルはお客さんは見ないんですよね。本番しか見ないので。本番での経験の成長がデカかったかな、って思いました。

4人オススメのラブストーリー作品は?

――今回、ラブソングで、テレビ東京のドラマ「キス×kiss×キス~ディープメルティングナイト~」のオープニング曲、ということで、みなさんオススメの恋愛モノを教えてください。

RYOJI 洋画でもいいんですか。

――もちろん!

HIROTO ずっと頭に残ってるドラマが「ブザービート」です。当時、小学生だったんですけど、そのときの自分にはめちゃくちゃ刺激的でした。キスシーンがあるわけじゃないですか。それを観て顔が真っ赤になるような。お母さんと一緒に観ていたんですけど、ちょっと恥ずかしいな、って。自分にとってはすごく印象深いです。

SUZUKI 恋愛ものだったら、僕、Netflixの「First Love」。
あれは、すごく良かったです。

――特に印象的な部分はありますか?

SUZUKI 沖縄出身なので、まず北海道が舞台というだけでわりとテンションあがりました(笑)。それに映像が綺麗でしたし、結構ツラめな恋愛描かれているのが良かったですね。切ない感じが曲とのハマり具合が最高すぎて。やっぱり曲とのハマり方って大事だな、と改めて感じた部分でしたね。

RYOJI 僕は「恋空」ですかね。

SUZUKI めちゃくちゃ日本のやつじゃん。

――洋画じゃなかった(笑)。

RYOJI いろいろ考えたんですけど、一番エモいなと思ったのは、やっぱり「恋空」かなって思って今1周回ってきたとこです(笑)。
僕も中学生のころはガラケーでしたし、メール世代を唯一経験していて。LINEじゃなくて、いろいろ不自由な部分もあったんですよね。その不自由な儚さみたいなものが記憶にあるんですよ。自転車に二人乗りとか、ダメですけど、憧れだったりするじゃないですか。そういう僕の恋愛の憧れみたいなものを作り上げた作品なのかな、と思います。すごく味がある作品です。

SUZUKI エモいなー、「恋空」(笑)。

RYOJI 一周まわって今思いましたね。

――ガラケーにはガラケーの良さが。

RYOJI そうなんですよ、なんか風情がある(笑)。Eメールっていう風情が。
センター問い合わせとか着メロとか。

SUZUKI はははっ!

RYOJI LINEではあんまり感じないものがあると言うか。

SUZUKI 来たら来た、ですからね、LINEは。

RYOJI 既読とかもないじゃないですか。見てるかどうかも分からない、届いてるかどうかも分からないから再送してみたりとかそういう風情があります(笑)。

GHEE 僕は「8年越しの花嫁」。

RYOJI あーいいっすね~。

GHEE 爆泣きしたのを覚えてますね。あと曲もback numberさんでめっちゃ感動しました。内容が若干抜けつつあるので、もう一回観てみたいです。

HIROTO あ!「ブザービート」超えた作品ありました!

――教えてください!

HIROTO 「恋仲」。本田翼さんと。
好きな気持ちというか多分恋心がわかってきたときのドラマだったんですよ。それでより入り込んだなっていうのはありました。

この冬は「4人でキャンプに行ってみたい!」

――年末にかけてお忙しいかと思うんですけど、この冬に4人でプライベートでやってみたいことはありますか?

RYOJI キャンプですね。

GHEE 寒いから、外でコーヒーとか飲んで。

RYOJI いいっすねー。楽しそう。

SUZUKI 僕はみんなでスノボに行きたいんすよね。

HIROTO 行きたいっす!

RYOJI それもいいね。

SUZUKI 怪我したら困るんですけど。あと雪合戦とか。

――やっぱり雪に対する憧れが(笑)。

SUZUKI そうなんですよ! 雪で遊びたい(笑)。

――キャンプに行くとしたらどこがいいですか?

RYOJI 星が綺麗な山奥とか。この辺だったら奥多摩とか、ほったらし温泉のあたりとか。

GHEE 富士山のほうに行きたい。

RYOJI 行ってみたいね。

――テントの組み立てとかもできるんですか?

RYOJI キャンプ経験はゼロなんですけど、一応、キャンプYouTuberの動画をかなり観ているので自信はあります! あとはやるだけかなっていう(笑)。

SUZUKI 道具の名前とかも知ってるしね。

RYOJI 知ってる、知ってる!

――みなさんがキャンプをしているところの動画も観てみたくなります。

RYOJI やりたいですよね。結構、言わせてもらっているので叶えばいいな。

来年はまた新たな挑戦が?

――ちょっと繋がるかもしれないんですけど、来年の挑戦したいことはありますか?

GHEE キャンプ動画じゃないですかね(笑)。でもいっぱいあります。
僕らが……いや、やっぱいいです。

SUZUKI なになに。

GHEE いろんな楽曲に挑戦したいですって言おうとしたけど、それはチームがあるので、あんまり軽はずみには言えないです。

RYOJI 真面目だ(笑)。

――でも、今後どういう楽曲に挑戦したいかはお聞きしたかったところではあります。

SUZUKI 今のところで言うと、ラブソングが2曲続いているので、男の強さを見せる楽曲にも、やっぱり挑戦していきたいなと思ってますね。

RYOJI 僕もぶち上げソング的な。真夏だったら、フェスとかに出演させていただいたりするときにワシッとつかめるような曲にもチャレンジしてみたいな、とは思います。

――今ちょっとしっとりしたのが続いてますもんね。

SUZUKI そうですね。続いてるからこそ、想像ができないというか。いい良い意味で期待を裏切られるんじゃないか、と思います。新鮮さは常に感じてもらえると嬉しいですね。

HIROTO 僕もアゲ系の曲をやりたいな、挑戦したいなと思ってるんですけど……たまに4人でカラオケに行くんですよ。そのときにYouTubeのカバー曲やオリジナル楽曲以外にもまだ出してない良さに気づくことがあって。その良さを全開に出した楽曲を作ったらぶち上がりするんじゃないかな、と思うので、そういうのも挑戦してみたいです。

GHEE あと、国民全員が知っているような代表曲って言うんですかね。が、これから欲しい!ってなると思います。来年のみならず、ずっと欲しいですね。みんながカラオケで歌ってくれるような曲も欲しいです。

――さっきのHIROTOさんのお話で気になったんですけど、みなさんでカラオケも行くんですね。

RYOJI 特に2人(GHEE、HIROTO)はよく行ってるよね。もう住んでるんじゃないかなというぐらい。
家で着替えてからカラオケに帰ってない?(笑)

HIROTO 昨日は確かにそうでした(笑)。
この前、仕事終わりに疲れた状態だったんですけど、どうしてもカラオケ行きたい!ってなって2人で2時間入ったんです。そうしたら入った瞬間に2時間丸々寝ちゃって。

RYOJI えーっ!

GHEE 日報っていうのを書いてたら、2人とも寝落ちして時間経ってしまって。

HIROTO 1時間延長して歌ったんですけど、ふたりとも寝起きの喉で。

GHEE 全然声が出なかったです(笑)。
でもあの日はめちゃくちゃカラオケに行きたかったんだよね。

HIROTO ね。

――では最後に……「Sugar Honey」、いろんな場面で聴いてもらえそうな楽曲ではあると思うんですけど、「こういうときに聴いてほしいな!」というシチュエーションをご提案いただきたいです。

GHEE デートに行く道と、デートに終わったあと、帰りの電車で。

HIROTO とか、僕は結構マニアックなんですけど、その人のことを想像しすぎて、夜目覚めちゃったときに、その人のことを想像しながら聴いてほしいです。

RYOJI 僕の中では、たまたま友だちと同じものを取ろうと思って手がぶつかったりしたときに、ドラマの「花より男子」の「Love so Sweet」のイントロを口ずさんだりするんですけど、そこで「Sugar Honey」を思い出して、聴いてほしいです。そういう生活の中で思い出す瞬間があるといいな、って。

SUZUKI おもろいな(笑)。
今みたいに恋愛と掛けて、っていうのもそうですし、普段の生活から、というのもまさにそうだなと思うんですけど、全然関係がない通学通勤の電車で聴いてても、シンプルに聴き心地の良い楽曲でもあると思います。リラックス効果もあったりするのかな、と。そういうなんでもないときに聴いてみるのもまた違った聴こえ方がして、いい良いんじゃないかなと思いますね。

取材・文:ふくだりょうこ 撮影:友野雄

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