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「展示と鑑賞」だけではないアートの楽しみ方を探る『バグスクール:うごかしてみる!』11月29日より開催

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内田涼《陸と羽について#2》2022年

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9月にオープンしたBUGの第二弾となる展覧会『バグスクール:うごかしてみる!』が11月29日(水)〜2024年1月14日(日)に開催される。ゲストキュレーターとして、インディペンデント・キュレーターの池田佳穂を迎える。

展示と鑑賞だけではない新しい可能性を開くため、新作を中心とした小展示にくわえ、学び場として鑑賞者との対話や体および手を用いる参加型プログラムを展開する。選ばれたアーティストは、身体の持つ偶発性や無意識に蓄積された感覚を創作の起点にしたり、身体を媒介に社会、環境、他者との関係性を再解釈したりと、多様な世界観を深めながら、身体というチャンネルに焦点を当て制作する1989年〜1999年生まれの9人。

例えば、偶発的な事柄や現象の中から切り出した形や色を用いて、イメージと事物との新たな関係性づくりを目指す内田涼。ハンディスキャナーやシルクスクリーンといった複製メディアを組み込みながら、自己の身体や行為を多層的に捉え、増幅させていくことで、新たな身体表象の構築を試みる堀田ゆうか。自身のルーツとなる紀伊半島の風土や記憶、博物学者・南方熊楠の哲学を根幹に「自然と人の関係や距離」をテーマとして、フィールドワークから写真、映像、パフォーマンス、インスタレーションなどの作品を制作する前田耕平。9人いずれも「身体」がその関心にあるが、アプローチや表現方法はさまざまだ。

誰でも固有の身体を持っていながら、本当のところは自分のことでもわからない、ましてや他者のこともわからない。アーティストの作品を鑑賞するだけではなく、その制作過程で起こる物語や感覚、思考を参加者と共有することで、互いの価値観や考え方を理解したり想像したりすることの助けとする。32日間の期間限定の学校として、気軽に足を運んでみてはいかがだろうか。

参加アーティスト:内田涼、柿坪満実子、野口竜平、平手、藤瀬朱里、堀田ゆうか、前田耕平、光岡幸一、渡邊拓也 ゲストキュレーター:池田佳穂

<開催概要>
『バグスクール:うごかしてみる!』

会期:2023年11月29日(水)~2024年1月14日(日)
会場:BUG
時間:11:00~19:00 
休館日:火曜、12月25日(月)~1月4日(木)
公式サイト:
https://bug.art/exhibition/bugschool-2023/

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