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ヨーロッパ発ダークSF映画「VESPER/ヴェスパー」公開、壊れた地球で少女が希望を抱く

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「VESPER/ヴェスパー」ポスタービジュアル

世界3大ファンタスティック映画祭の1つ、ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭で最高賞(金鴉賞)を受賞したダークファンタジーSF「VESPER/ヴェスパー」が2024年1月に公開。あわせてキービジュアルと特報映像が解禁された。

フランス、リトアニア、ベルギー合作の「VESPER/ヴェスパー」は、「ナイトメアは欲情する」の監督クリスティーナ・ブオジーテと脚本家ブルーノ・サンペルのコンビが共同で手がけた作品。「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」などに出演したラフィエラ・チャップマンが、主人公である13歳の少女ヴェスパーを演じた。このほかエディ・マーサン、ロージー・マキューアン、リチャード・ブレイクがキャストに名を連ねる。

物語の舞台は、生態系が壊れてしまった地球。一部の富裕層のみが城塞都市“シタデル”に暮らし、ほとんどの貧しい人々は危険な外の世界でわずかな資源を奪い合うように生活していた。そんな外の世界に寝たきりの父と2人で暮らす少女ヴェスパーは、ある日、危険な森の中で倒れている女性カメリアを発見。シタデルの権力者の娘だという彼女は、ともに墜落した飛行艇に乗っていた父親を探してほしいとヴェスパーに頼み込む。ヴェスパーはシタデルへの道が開けるかもしれないと期待し、父の制止を振り切ってカメリアの頼みを聞き入れるが、その一方、ヴェスパーの残忍な叔父ヨナスも飛行艇の行方を追っていた。

YouTubeで解禁された特報には、壮大なスケールとVFXで描かれる荒廃した地球とともに、巨木のようにそびえるシタデルを見据えて「いつか抜け出してみせる」とヴェスパーが誓う姿が収められた。ポスタービジュアルには、そんなヴェスパーの強い意志を感じる後ろ姿が捉えられている。

「VESPER/ヴェスパー」は東京・新宿バルト9ほか全国で公開。

(c)2022 Vesper - Natrix Natrix, Rumble Fish Productions, 10.80 Films, EV.L Prod