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「大阪国際室内楽コンクール2023」第2位の実力を体験。ほのカルテット リサイタル

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ほのカルテット リサイタル

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この数年、日本の若手演奏者による室内楽の躍進ぶりには、目を見張る物がある。12月19日(火)にサントリーホール・ブルーローズで公演を行う「ほのカルテット」は、まさにその筆頭だ。

2023年5月に開催された「大阪国際室内楽コンクール」弦楽四重奏部門において、見事第2位に輝いた実力は半端ではない。同コンクールは、世界7大弦楽四重奏コンクールに数えられる日本で唯一の国際的な室内楽コンクールだ。過去の歴史を紐解いてみると、日本人団体としては、1996年の第2回開催回において第2位を獲得したクァルテット・エクセルシオに並ぶ過去最高の快挙なのだから素晴らしい。その背景にあるのが、「サントリーホール室内楽アカデミー」だ。

プロフェッショナルを目指す若手演奏家の成長と成熟を図り、修了生のキャリア支援を目標として2010年に開講した同アカデミーは、国内外の第一線で活躍する音楽家とともに、世代を超えて室内楽の喜びや真髄を分かち合う“育成の場”として機能。これまでに「葵トリオ」メンバーや、クァルテット・インテグラなどの優れた室内楽奏者を輩出してきた国内屈指の若手演奏家養成機関だ。「ほのカルテット」は、同アカデミーから誕生した初の「大阪国際室内楽コンクール」入賞団体というのが意義深い。

今回のプログラムには、コンクールの課題曲7曲の中からファイナルで披露したベートーヴェンの「弦楽四重奏曲第12番」を筆頭に、ハイドンとメンデルスゾーンの作品が並べられ、弦楽四重奏の多彩な世界を演出する。若い才能のきらめきをいち早く体験してみたい。

サントリーホール室内楽アカデミー特別公演
大阪国際室内楽コンクール2023弦楽四重奏部門第2位記念
ほのカルテット リサイタル

■チケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2346073&afid=Q04&tid=2332534

12月19日(火) 19:00開演
サントリーホール ブルーローズ(小ホール)

弦楽四重奏:ほのカルテット *サントリーホール室内楽アカデミー第7期
ヴァイオリン:岸本萌乃加
ヴァイオリン:林 周雅
ヴィオラ:長田健志
チェロ:蟹江慶行

ハイドン:弦楽四重奏曲 変ホ長調 Hob. III:38「冗談」
メンデルスゾーン:弦楽四重奏曲第 4 番 ホ短調 作品 44-2
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第 12 番 変ホ長調 作品 127

https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/schedule/detail/20231219_S_3.html